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三菱UFJ銀行の富裕層向け新サービス エムット Excellent Clubとは?資産1000万円・3000万円の入会条件と無料プラチナカードを解説

三菱UFJ銀行に資産運用残高が1,000万円以上あれば、年会費無料のプラチナカードを持てる。そんなニュースを見て、「預金だけでも対象なのか」「1,000万円を移せばすぐカードが届くのか」「本当に年会費がかからないのか」と気になった人も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、三菱UFJ銀行は2026年8月26日、富裕層向け会員組織「エムット Excellent Club」を2027年3月に始めると発表しました。本人会員の入会条件は、同行の資産運用残高1,000万円以上、または預り金融資産残高3,000万円以上です。入会金・年会費は無料で、会員限定のプラチナカードも年会費無料と案内されています。

ただし、資産運用残高1,000万円の判定に円預金は入りません。円預金を含めて判定されるのは、資産運用残高との合計である預り金融資産残高3,000万円の条件です。また、会員資格を得ることとクレジットカードが発行されることは別で、カードは本人会員が申し込み、所定の審査を受ける必要があります。

さらに、会員組織の開始は2027年3月ですが、会員限定カードのリリースは2027年度上期の予定です。最大1.6%、対象店舗最大20%、クレカ積立最大7.0%という還元率も予定段階で、対象取引、上限、最大還元のための残高などの詳細は未公表です。

この記事では、2026年8月27日時点のYahoo!ニュース掲載記事を起点に、MUFGの公式ニュースリリース三菱UFJ銀行の公式予告ページ、現行規定を照合しました。入会条件、資格維持、無料プラチナカード、主な特典、資産を移す前の注意点を事実ベースで整理します。

最初に知りたいこと2026年8月27日時点の結論注意点
会員組織の開始2027年3月予定それまでは現行のエクセレント倶楽部
本人会員の条件運用1,000万円以上または預り3,000万円以上普通預金口座と国内居住も必要
会員費入会金・年会費無料一部サービスには費用がかかる
プラチナカード本人・家族カードとも年会費無料予定本人会員が申込可能、所定の審査あり
カード開始2027年度上期予定クラブ開始と同時とは限らない
還元率1.0%から最大1.6%などを予定詳細条件と上限は今後公表


エムット Excellent Clubとは

エムット Excellent Clubは、三菱UFJ銀行が現在運営している「三菱UFJ銀行 エクセレント倶楽部」を名称変更し、サービスを大幅に改定する会員組織です。MUFGは、預かり残高を軸に、金融サービスだけでなく、相談、体験、日常優待までまとめて提供する富裕層戦略の中核と位置づけています。

公式発表によると、条件を満たす会員は75万人以上、預かり残高は50兆円以上になる見込みです。人数は三菱UFJ銀行の個人顧客全体の約2%ですが、預かり残高は個人顧客全体の約5割を占める規模とされています。これは利用者に約50兆円の資産が新たに付与されるという意味ではなく、対象となる既存顧客の残高規模です。

報道では「招待制」と表現されることがあります。公式ニュースリリースは、入会資格を満たす顧客を順次招待するオプトアウト方式を予定する一方、入会形式として顧客自身による申し込みも挙げています。したがって、銀行からの招待だけが唯一の経路と断定するのは正確ではありません。新サービスの具体的な申込画面や案内方法は、正式開始時の情報を確認する必要があります。

時期予定されている動き現時点の扱い
2026年8月26日新サービスを発表公式予告を公開
2027年3月まで現行エクセレント倶楽部を運営新名称への変更前
2027年3月エムット Excellent Club開始予定会員組織を改定
2027年度上期会員限定カードを発行予定2027年4月から9月の期間
次年度以降MUFGグループ各社が順次参画予定入会基準も変更予定
2028年度まで信託銀行の倶楽部を統合・再編する方針シニア版も創設予定

現行会員はどうなるのか

現在の三菱UFJ銀行 エクセレント倶楽部の会員は、エムット Excellent Clubをそのまま利用できる予定です。現行制度の入会条件と新制度の入会条件は同じとされています。ただし、サービス内容の多くは新設または改定されるため、現在使える特典と2027年3月以降の予定特典を混同しないでください。

比較項目現行エクセレント倶楽部エムット Excellent Club
運営期間2027年3月の改定まで2027年3月開始予定
入会基準運用1,000万円または預り3,000万円同じ基準で開始予定
既存会員現在の会員資格そのまま利用可能予定
限定カード今回発表のカードではない2027年度上期に発行予定
今後名称変更・サービス改定グループ横断へ拡大予定

入会条件は資産運用1,000万円または預り金融資産3,000万円

本人会員になるには、三菱UFJ銀行の普通預金口座を保有し、日本国内に居住する個人であることが前提です。そのうえで、資産運用残高1,000万円以上、または預り金融資産残高3,000万円以上のどちらかを満たします。単に他行や他社を含む総資産が条件額を超えていても、同行で判定される残高が基準未満なら、この基準では対象になりません。

本人会員の条件必要水準主な対象円預金
共通条件普通預金口座を保有、国内居住個人口座保有が前提
条件A資産運用残高1,000万円以上投資信託、公共債、外貨預金など円預金は除く
条件B預り金融資産残高3,000万円以上資産運用残高と円預金の合計含む
例外銀行が別途定める場合詳細は銀行判断一律ではない

公式ページは、投資信託、MUFGファンドラップ、国債等公共債、外貨預金、金融商品仲介による三菱UFJモルガン・スタンレー証券の商品、紹介型仲介、生命保険などを例示しています。三菱UFJ銀行が定めた対象商品を、所定の基準による時価評価額で合計します。

重要なのは、証券口座や保険契約なら何でも自動的に合算されるとは限らないことです。対象範囲と評価方法は銀行の定めによります。相場変動のある商品は時価が下がれば判定残高も下がり得ます。正式サービス開始時に、商品別の対象可否と判定日を確認してください。

資産の例資産運用残高1,000万円預り金融資産3,000万円確認点
円普通預金・円定期預金含まない含む円預金残高として合算
投資信託対象例含む時価と対象商品を確認
MUFGファンドラップ対象例含む契約費用も確認
国債等公共債対象例含む評価基準を確認
外貨預金対象例含む為替変動と預金保護に注意
他行の預金原則として含まない原則として含まない同行残高ではない
他社証券の資産指定仲介等でなければ要確認要確認保有場所だけで決めつけない
三菱UFJ銀行での保有例運用残高預り金融資産入会基準の判定例
円預金3,000万円0円3,000万円条件Bを満たす
対象投資信託1,000万円1,000万円1,000万円条件Aを満たす
円預金2,200万円と対象運用800万円800万円3,000万円条件Bを満たす
円預金2,500万円と対象運用400万円400万円2,900万円金額基準は満たさない
他行預金3,000万円のみ0円0円同行での基準は満たさない
対象運用1,000万円と住宅ローン3,000万円1,000万円1,000万円負債控除ではなく残高基準で判定

この表は公表された定義を当てはめた単純例です。実際には、対象商品、評価時点、取引状態、銀行が別途定める条件、入会手続きの完了が関係します。残高が条件額に達した瞬間に、自動でカード発行まで完了するという意味ではありません。

条件を満たすと一般的な意味でも富裕層なのか

MUFGは本制度を富裕層向け会員組織と呼んでいますが、入会条件を満たすことと、一般に使われる富裕層区分に入ることは同じではありません。銀行の基準は、三菱UFJ銀行で判定される個人の預かり残高です。住宅ローンなどの負債を差し引くとは書かれていません。

一方、野村総合研究所の2025年公表推計は、世帯が保有する預貯金、株式、債券、投資信託、保険などの金融資産から負債を差し引いた純金融資産を基準にしています。同推計で「富裕層」は1億円以上5億円未満、「超富裕層」は5億円以上です。

比較エムット Excellent ClubNRIの富裕層区分
目的銀行サービスの入会判定市場・世帯階層の推計
判定単位三菱UFJ銀行の本人会員世帯
基準額運用1,000万円または預り3,000万円純金融資産1億円以上が富裕層
負債入会条件に控除の記載なし金融資産から差し引く
他社資産原則として同行判定分世帯の金融資産全体

退職金3,000万円を一時的に円預金へ置いた人や、住宅ローンを抱えながら運用資産1,000万円を持つ人も、銀行所定の条件を満たせば対象になり得ます。逆に、他社に純金融資産1億円を持っていても、三菱UFJ銀行での対象残高がなければ金額条件には届きません。「対象者イコール純資産1億円以上」と読み替えないことが大切です。


入会からカード取得までの流れ

公式ニュースリリースには、自分で入会を申し込む方法と、条件を満たす顧客へ銀行が順次招待する方法の両方が記載されています。オプトアウト方式という表現もありますが、具体的な同意方法、案内媒体、辞退手続きは正式開始時の案内を確認してください。

段階必要なこと自動ではない点
1 口座三菱UFJ銀行の普通預金口座を保有他行口座だけでは対象外
2 残高いずれかの金額条件を満たす対象商品の確認が必要
3 会員申込または銀行からの招待、所定手続き残高到達だけで手続き完了ではない
4 カード本人会員がカードを申し込む家族会員本人は申込対象外
5 審査三菱UFJニコスの所定の審査会員資格が発行を保証しない
6 利用発行後に条件別のポイントを確認一部取引は還元対象外

新クラブの申込方法はまだ詳細が出そろっていません。現行の三菱UFJ銀行 エクセレント倶楽部ではWebまたは店頭の申込案内がありますが、2027年3月以降も画面や必要書類がまったく同じとは限りません。

入会後も残高条件の確認がある

エムット Excellent Clubは、一度入れば残高に関係なく永久に使える制度ではありません。公式予告ページと現行エクセレント倶楽部の規定には、会員資格の更新と自動退会の条件が示されています。

会員資格は、入会手続き完了から1年経過後に最初に到来する資格更新月まで有効です。その後は毎年2回、3月、9月末日を資格更新月として更新します。公式案内では、資格更新月の2カ月前と資格更新月に、資産運用残高が500万円未満かつ預り金融資産残高が3,000万円未満であることを銀行が確認した場合、自動退会になると説明しています。

項目公表内容読み方
入会時の運用条件1,000万円以上新規入会の基準
更新時の運用残高500万円未満かを確認入会時と同額ではない
更新時の預り残高3,000万円未満かを確認円預金との合計
確認時期更新月の2カ月前と更新月一時点だけとは書かれていない
資格更新月毎年3月、9月末日休日なら翌営業日
基準を下回った場合条件に該当すると自動退会カード等への影響は正式規定を確認

投資信託や外貨預金は価格や為替で評価額が動きます。1,000万円ちょうどで入会した後に値下がりしても、直ちに退会すると単純化はできませんが、更新判定への備えは必要です。売買や追加投資は、会員資格を守るためではなく、自分の運用目的、リスク許容度、必要資金を優先して判断してください。

年会費無料のプラチナカード

会員限定カードの正式名称は「エムット Excellent Club カード プラチナ アメリカン・エキスプレス・カード」です。三菱UFJ銀行と三菱UFJニコスが共同開発し、三菱UFJニコスが発行します。本人カードと家族カードの入会金・年会費は無料と発表されています。

公式ページには、会員であれば、カードの年会費無料のために別途残高やカード決済額の条件はないという趣旨の案内があります。ただし、その前提となるクラブ会員資格には資産条件があり、カード発行には所定の審査があります。「誰でも無条件で無料のプラチナカード」ではありません。

カード項目発表内容注意点
ブランドAmerican Express三菱UFJニコスが発行
申込可能対象本人会員、国内居住、満20歳以上家族会員本人は申込対象外
本人カード入会金・年会費無料会員資格が前提
家族カード無料詳細な発行条件は今後確認
審査所定の審査あり会員でも発行保証ではない
発行時期2027年度上期予定事前申込を予定
付帯サービス旅行、グルメ、保険等詳細は事前申込時に公表

公式ニュースリリースでは、三菱UFJ銀行の預かり残高3,000万円以上の場合に1.0%、最大1.6%の還元を予定しています。対象店舗のポイントアッププログラムは最大20%、クレカ積立は最大7.0%です。クレカ積立は三菱UFJ eスマート証券を積立口座に設定することが条件とされています。

還元項目公表済み詳細は未公表
通常の残高連動還元3,000万円以上で1.0%予定対象取引の全範囲
最大還元最大1.6%予定必要残高と決済条件
対象店舗最大20%予定店舗、期間、上限、他特典との関係
クレカ積立最大7.0%予定利用額、上限、判定条件
対象外取引公共料金など一部対象外あり完全な対象外一覧
ポイント価値残高連動と案内付与単位、交換先、失効条件

最大という表現は、すべての利用でその還元率になることを意味しません。最大20%と最大1.6%を単純に足して21.6%と考えることもできません。事前申込開始時に公表される規約で、対象店舗、基本還元との重複、月間・年間上限、税金や公共料金の扱いを確認する必要があります。

通常利用がすべて還元対象で、上限もないと仮定した単純計算は次の通りです。これは制度の獲得ポイントを保証するものではなく、1.0%と最大1.6%の差をつかむための例です。

年間カード利用額1.0%の場合1.6%の場合
120万円1万2,000円相当1万9,200円相当7,200円相当
360万円3万6,000円相当5万7,600円相当2万1,600円相当
600万円6万円相当9万6,000円相当3万6,000円相当

ポイントだけを目的に支出を増やせば本末転倒です。360万円の決済で1.0%なら3万6,000円相当ですが、不要な買い物を10万円増やせば、還元より支出増の方が大きくなります。カードの価値は、もともと必要だった支出を移した範囲で評価してください。

カード以外の主なサービス

エムット Excellent Clubは、クレジットカードだけの制度ではありません。専門家相談、預金・ローン金利、来店予約、家族承継、体験、クラブオフを組み合わせた会員組織です。公式発表で示された主な内容を整理します。

サービス発表された内容確認したい条件
Excellent Brains運用、財産管理、相続、不動産、税務のリモート相談予約枠、相談回数、紹介業務の範囲
預金金利優遇定期預金等の会員限定プラン対象資金、期間、運用商品とのセット条件
ローン金利優遇住宅、自動車、カードローン商品ごとの条件と審査
来店予約会員向け優先予約枠対象店舗と対応内容
家族承継本人逝去後に家族会員が1年間継続可能手続きと利用可能サービス
特別体験スポーツVIP席、美術館等の企画抽選、回数、参加費
クラブオフ国内外約20万カ所以上の優待対象施設、利用除外日、実際の割引率

預金金利優遇の中には、投資信託と円定期預金をセットで申し込むプラン、外貨定期、退職金を含む新規資金向けプランが例示されています。金利だけを見るのではなく、セット商品の購入手数料、継続コスト、価格変動、為替手数料、預入期間を含めて判断する必要があります。

Excellent Brainsは、銀行、信託銀行、証券、外部税理士法人の専門家へオンラインで相談できる予定です。便利な一方、相談の一部は銀行による紹介業務として実施されます。助言を受けた後も、提案商品が自分の目的に合うか、費用はいくらか、より低リスクまたは低コストの代替手段があるかを確認してください。

クラブの家族会員と、クレジットカードの家族カードは別の概念です。家族会員は、本人会員の配偶者および3親等以内の個人で、本人と同様に普通預金口座を保有し、国内居住であることが条件です。公式予告ページでは、家族会員本人は会員限定クレジットカードの申込対象外とされています。

区分対象主な位置づけカード
本人会員資産条件を満たす個人クラブ資格の基礎満20歳以上等で申込可能
家族会員配偶者と3親等以内一部金融・優待サービスを利用本人名義カードの申込対象外
家族カード本カードに付随クレジットカード上の区分年会費無料予定
承継時の家族会員本人逝去後の家族会員資格を1年間継続予定カードの扱いは正式規約を確認

本人会員が退会または資格喪失した場合、家族会員は原則として自動退会します。ただし、本人会員が亡くなった場合の家族承継制度では、家族会員は1年間、入会条件を満たしていなくても会員資格を継続できる予定です。

3,000万円を円預金で置く前に預金保険を確認

円預金3,000万円だけでも預り金融資産残高の条件を満たす可能性があります。しかし、1カ所へ多額の預金を集めるなら、会員特典とは別に預金保険制度を確認しておくべきです。

金融庁の預金保険制度の案内によると、利息の付く普通預金や定期預金などの一般預金等は、1金融機関ごと、預金者1人当たり合算して元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。無利息、要求払い、決済サービス提供という要件を満たす決済用預金は全額保護です。

資産預金保険の基本的な扱い3,000万円を集める際の確認
利息付き普通預金一般預金等として合算元本1,000万円までと利息等同じ銀行の支店を分けても合算
定期預金一般預金等として合算普通預金と合わせて判定
決済用預金要件を満たせば全額保護無利息などの商品要件を確認
外貨預金預金保険の対象外為替変動と銀行破綻時の扱いを確認
投資信託・証券預金保険とは別制度分別管理や商品リスクを確認

ここでいう1,000万円は、会員条件の資産運用残高1,000万円とは偶然同じ金額ですが、意味は別です。前者は預金者保護の上限、後者はクラブへの入会基準です。MUFGの信用力を評価することと、法制度上どこまで保護されるかを把握することも分けて考えます。


無料特典だけで資産を移すと損をすることもある

クラブとカードの年会費が無料でも、資産を移す経済コストがゼロとは限りません。預金金利の差、投資商品の販売手数料や信託報酬、為替手数料、売却時の税、移管手数料、資産集中によるリスクを確認する必要があります。

金利差と商品コストの単純例

仮定対象額年換算の差読み方
預金金利差0.1ポイント3,000万円税引前3万円30,000,000円×0.001
預金金利差0.5ポイント3,000万円税引前15万円30,000,000円×0.005
運用商品の年コスト1.0%1,000万円年10万円10,000,000円×0.01
カード還元1.0%年間決済360万円3万6,000円相当対象外や上限を考慮しない例

表の金利と商品コストは特定の商品を示すものではなく、比較方法を説明する仮定です。例えばカード還元が年3万6,000円相当でも、資産移動による金利差や商品コストが年10万円増えれば、ポイントだけでは埋まりません。反対に、もともと同行で対象資産を保有し、カードや相談、優待を無理なく使える人は、追加コストを抑えて恩恵を受けやすいでしょう。

投資商品を比較するときは、金融庁が案内する顧客本位の業務運営と重要情報シートも参考になります。購入時手数料、継続費用、リスク、想定顧客、利益相反、類似商品との違いを確認し、クラブ資格とは切り離して選ぶことが大切です。

移管前の確認質問例判断を急がない理由
目的この商品はクラブがなくても買うか特典と運用目的を混同しない
総費用購入、保有、売却でいくらかかるか年会費無料でも商品費用は別
リスク最大損失や価格変動を許容できるか残高維持のための無理な投資を防ぐ
流動性必要なとき現金化できるか生活資金を拘束しない
移管前の売却で課税されるか含み益の実現に注意
預金保護保護対象と上限はどうなるか資産集中の影響を確認
代替案低コストの類似商品はあるか重要情報シートで比較

エムット Excellent Clubが向いている人

制度の魅力は、単独のカード還元率だけでなく、預金、カード、相談、ローン、相続、体験を一つの会員組織で受けられる点にあります。すでに三菱UFJ銀行へ対象資産を置いている人ほど、会員条件を満たすための追加行動が少なくなります。

状況相性理由
すでに同行で条件を満たす検討しやすい資産移動なしで対象になり得る
相続・不動産・財産管理を相談したい検討余地ありグループ横断相談を予定
家族も優待や金利優遇を使いたい条件確認の価値あり3親等以内の家族会員制度
ポイントだけが目的慎重資産移動コストが上回る可能性
生活防衛資金まで運用へ回す向かない値下がりと換金リスク
最大還元率の詳細を重視公表待ち必要残高や上限が未公表

資産が増えても特典のために生活や投資方針を変えすぎない考え方は、資産が増えても生活水準を上げない家計術でも解説しています。

資産額に応じた長期目標を整理したい人は、積立投資のゴールと資産額の考え方も参考にしてください。

ニュースの見出しだけでは分からない五つのポイント

第一に、「資産1,000万円」は現金を含む総資産ではありません。円預金は除く資産運用残高の基準です。円預金で条件を満たすには、対象運用資産との合計である預り金融資産残高3,000万円以上が基本になります。金額が同じでも、保有している商品の種類によって判定経路が変わります。

第二に、2027年3月に始まるのはクラブであり、限定カードは2027年度上期の予定です。クラブ開始日にカードを受け取れるとは発表されていません。カードは事前申込を予定していますが、受付開始日、発行までの日数、審査基準は公表待ちです。

第三に、年会費無料と無審査は同じではありません。本人会員で国内居住の満20歳以上という申込条件を満たしても、所定の審査があります。カードを持てなかった場合にクラブ会員資格まで失うという発表はなく、クラブとクレジット契約は分けて理解する必要があります。

第四に、最大還元率は代表的な数字です。1.6%、20%、7.0%のそれぞれに別の条件があり、すべての決済へ同時に適用されるとは限りません。公共料金など一部対象外も予定されています。利用価値を計算するのは、対象取引と付与上限が正式に出てからでも遅くありません。

第五に、無料なのは会員費とカード年会費であり、すべての関連サービスではありません。公式ページは一部サービスに費用がかかると明記しています。投資商品、ローン、旅行、イベントなどは、それぞれの価格、手数料、審査、抽選、キャンセル条件を確認してください。

見出しで受ける印象正確な理解
1,000万円の預金で対象円預金は運用1,000万円基準から除外
2027年3月にカード開始カードは2027年度上期予定
会員なら無審査で発行本人会員が申し込み、所定の審査あり
いつでも1.6%還元最大値で詳細条件は今後公表
すべて完全無料会員費以外に有料サービスあり

申し込み前に確認するチェックリスト

  1. 三菱UFJ銀行の普通預金口座と国内居住の条件を確認する
  2. 資産運用残高と預り金融資産残高を分けて確認する
  3. 保有商品が銀行所定の判定対象か確認する
  4. 会員組織とカードの開始時期を混同しない
  5. カード発行には申込と審査があると理解する
  6. 最大還元率の対象、上限、必要残高の公表を待つ
  7. 預金保険制度と資産集中を確認する
  8. 運用商品の費用、リスク、代替商品を比較する
  9. 資格更新月と残高確認のルールを把握する
  10. 自分と家族が実際に使う特典だけを評価する
確認時期確認先特に見る項目
公式予告ページ入会条件と予定サービス
2027年3月前正式会員規定申込、更新、退会、個人情報
カード事前申込時カード規約と商品概要還元、上限、対象外、保険、審査
資産移動前商品資料・重要情報シート費用、リスク、利益相反
毎年の更新前会員専用サイト残高判定日と資格更新月

サービス内容は開始前に変更される可能性があります。公式ページにも、掲載内容は現時点の予定であり、サービス開始時に内容・条件が変更される場合があると明記されています。報道記事やSNSの要約だけで資産を動かさず、最終規約を確認してから判断してください。


よくある質問

エムット Excellent Clubはいつ始まりますか

会員組織は2027年3月に開始する予定です。2027年3月までは現行の三菱UFJ銀行 エクセレント倶楽部として運営されます。会員限定プラチナカードは別日程で、2027年度上期のリリース予定です。

入会条件は何ですか

本人会員は三菱UFJ銀行の普通預金口座を保有し、国内居住であることが前提です。そのうえで、同行の資産運用残高1,000万円以上、または預り金融資産残高3,000万円以上のいずれかを満たします。銀行が別途定める場合もあります。

円預金1,000万円だけで入会できますか

公表された通常の金額基準では、円預金は資産運用残高1,000万円の対象外です。円預金は預り金融資産残高に含まれますが、その基準は3,000万円以上です。対象商品と例外条件は銀行へ確認してください。

円預金3,000万円なら対象ですか

円預金は預り金融資産残高へ含まれるため、普通預金口座や国内居住などの共通条件を満たせば、金額基準上は対象になり得ます。ただし、入会手続きの完了が必要で、カード発行まで自動的に保証されるわけではありません。

他の銀行や証券会社の資産も合算されますか

開始時は三菱UFJ銀行顧客向けで、同行が定めた商品を所定の基準で判定します。他社資産がすべて合算される制度ではありません。次年度以降はMUFGグループ各社が参画し、グループ預かり残高基準へ変更する予定ですが、詳細は今後公表されます。

入会すればプラチナカードは必ず発行されますか

必ずではありません。カードはエムット Excellent Clubの本人会員で、国内居住の満20歳以上が申込可能対象です。別途申し込みが必要で、発行には三菱UFJニコスの所定の審査があります。

プラチナカードの年会費は本当に無料ですか

公式発表では、本人カードと家族カードの入会金・年会費は無料で、会員であれば永年無料の予定です。ただし、クラブ会員資格には資産条件があり、資格喪失後のカードの扱いは正式なカード規約で確認する必要があります。

最大1.6%還元を受ける残高はいくらですか

2026年8月27日時点では詳細は未公表です。預かり残高3,000万円以上で1.0%、最大1.6%を予定していることは公表されていますが、最大還元に必要な残高、決済条件、対象外、上限は事前申込開始時の発表を待つ必要があります。

クレカ積立は必ず7.0%還元ですか

必ずではありません。公表されているのは最大7.0%という予定値で、三菱UFJ eスマート証券を積立口座に設定することが条件です。積立額の上限、残高条件、対象商品、付与上限は最終規約を確認してください。

会員資格は一度取得すれば永久に続きますか

永久ではありません。入会後の所定期間を経て、毎年3月、9月の資格更新月に更新されます。公式案内の残高確認条件に該当すると自動退会になります。相場変動のある資産は評価額も確認してください。

家族も会員になれますか

本人会員の配偶者と3親等以内の個人は、普通預金口座保有と国内居住などを満たして家族会員になれます。ただし、家族会員本人は会員限定カードの申込対象外とされています。家族カードとは別制度です。

特典目的で1,000万円の投資商品を買うべきですか

特典だけを理由に決めるべきではありません。商品には値下がり、為替、手数料、換金、税のリスクがあります。重要情報シートや商品資料で費用とリスクを比較し、クラブがなくても自分の運用目的に合う商品かを先に判断してください。


まとめ

エムット Excellent Clubは、2027年3月に始まる予定の三菱UFJ銀行の富裕層向け会員組織です。本人会員は、普通預金口座を持つ国内居住者で、資産運用残高1,000万円以上、または資産運用残高と円預金を合わせた預り金融資産残高3,000万円以上のいずれかを満たすことが基本条件です。

会員限定のプラチナカードは2027年度上期に発行予定で、本人・家族カードの年会費は無料と発表されています。残高3,000万円以上で1.0%、最大1.6%、対象店舗最大20%、クレカ積立最大7.0%などが予定されていますが、最大還元の必要残高、上限、対象外取引などはまだ確定情報が出そろっていません。

制度を評価するときは、無料カードだけでなく、専門家相談、金利優遇、家族承継、クラブオフなどを自分が実際に使うかを確認してください。資産を移す場合は、預金保険制度、金利差、商品手数料、相場変動、税、資産集中まで含めた総コストで判断することが重要です。

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