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新NISAとiDeCoはどちらから始める?【2026年12月改正対応】目的・年代別の決め方と節税額の早見表

2025年4月23日

※本記事はプロモーションが含まれています。

新NISAとiDeCo、どちらから始めればいいのか。答えは「そのお金をいつ使うか」と「税金をいくら払っているか」で決まります。2026年12月にiDeCoの掛金の上限が上がるため、判断の材料も少し変わりました。

  • 老後まで使わないお金で、所得税・住民税を払っている人は、掛金が全額所得控除になるiDeCoの効果が大きい
  • 教育費・住宅・転職など途中で使うかもしれないお金は、いつでも売れる新NISAが向いている
  • 迷ったら、まず新NISAで少額から。老後専用と決められる分だけiDeCoにする
  • 2026年12月から、企業年金のない会社員のiDeCoの上限は月2.3万円から6.2万円に

この記事は、金融庁のNISA特設ウェブサイト、厚生労働省のiDeCoの制度改正の案内、国民年金基金連合会の資料を2026年9月29日時点で確認して書いています。iDeCoの節税額を年収別に詳しく知りたい人はiDeCoは年収いくらから得?、NISAの口座選びは新NISAの証券会社の選び方を読んでください。

新NISAとiDeCoのどちらを選ぶか

新NISAとiDeCoの違い(2026年版)

項目新NISAiDeCo
目的資産形成全般(使い道は自由)老後資金
お金を入れるときの税金控除なし掛金の全額が所得控除(所得税・住民税が軽くなる)
運用中の利益非課税非課税
受け取るとき非課税一時金は退職所得控除、年金は公的年金等控除の対象(税金がかかる場合がある)
引き出しいつでも売却できる原則60歳まで引き出せない
上限年360万円、生涯1,800万円会社員(企業年金なし)月2.3万円→2026年12月から6.2万円など
対象の年齢18歳以上(0〜17歳のこどもNISAは2027年から)国民年金に加入している65歳未満の人など(会社員は20歳未満でも加入できる。2026年12月から一定の人は70歳未満)
手数料口座管理料は多くの金融機関で無料加入時2,829円と毎月の手数料(国民年金基金連合会分は月105円、2027年1月の引落しから120円)など
利用者数2,820万口座(2025年12月末)403.7万人(2026年7月末)

NISAの数字は金融庁のNISA特設ウェブサイト、iDeCoの改正は厚生労働省の2025年制度改正のページで確認できます。

iDeCoで税金はいくら軽くなる?

iDeCoの掛金は全額が「小規模企業共済等掛金控除」として所得から差し引かれます。軽くなる税金の目安は「年間の掛金×(所得税率×1.021+住民税10%)」です。

所得税率月1万円(年12万円)月2.3万円(年27.6万円)月6.2万円(年74.4万円)
5%約18,100円約41,700円約112,400円
10%約24,300円約55,800円約150,400円
20%約36,500円約84,000円約226,300円
23%約40,200円約92,400円約249,100円

住民税の所得割を10%とし、掛金がすべて同じ税率の範囲で控除される場合の概算です。所得税がかからない人(扶養内のパートの人など)は、控除による節税効果がありません。

老後資金と非課税投資の2つの道

どちらから始める?目的別の決め方

あなたの状況おすすめの順番理由
生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)がまだないまず預金どちらも値下がりする可能性がある。iDeCoは60歳まで引き出せない
教育費・住宅購入など数年以内に使うお金がある新NISAを優先必要なときに売れる
老後まで使わないお金があり、所得税を払っているiDeCo+新NISAiDeCoで所得控除を受けつつ、残りをNISAで
自営業・フリーランスiDeCoの優先度が高い厚生年金がないため老後資金を自分で準備する必要が大きく、上限も高い(月6.8万円→7.5万円)
扶養内のパート・専業主婦(主夫)新NISAを優先所得税がかからないと、iDeCoの掛金控除の効果がない
50代で退職金がある受け取り方を試算してからiDeCoの一時金と退職金の受け取り時期によって、退職所得控除が重なって使えない場合がある

年代別の使い分けの例

年代使い分けの例
20代新NISAのつみたて投資枠で月1万〜3万円。iDeCoは月5,000円など少額から、または後回し
30代教育費・住宅費はNISAや預金、老後専用の分だけiDeCo
40代所得税率が上がる人も多く、iDeCoの節税効果が大きくなる。2026年12月以後は上限の拡大も検討
50代iDeCoの受け取り方(一時金・年金)と退職金の時期を計画。NISAは取り崩しの順番も考える
60代60歳以後に初めてiDeCoに加入すると、原則として加入から5年たつまで受け取れない

金融庁の調査では、新NISAの口座を持っている人は18歳以上の26.4%、iDeCoの加入者は20〜64歳の約5.3%です。年代別の詳しいデータは新NISAの年代別利用率とiDeCoの年代別加入者数と加入率にまとめています。

ライフステージに合わせた資産の分け方

iDeCoで注意したい3つのこと

  1. 原則60歳まで引き出せない。途中で必要になっても使えないので、生活費や近いうちに使うお金は入れない
  2. 受け取るときに税金がかかる場合がある。一時金は退職所得控除、年金は公的年金等控除の範囲を超えると課税される。2026年1月以後にiDeCoの一時金を受け取り、その後に退職金を受け取る場合は、前年以前9年内の一時金との重複の調整がある
  3. 手数料がかかる。加入時2,829円と、国民年金基金連合会・信託銀行・運営管理機関の手数料が毎月かかる(運営管理機関の手数料は無料の金融機関も多い)

新NISAで注意したいこと

  1. 所得控除はない。お金を入れた時点で税金が軽くなるわけではない
  2. 元本保証ではない。値下がりしたときに売ると損失が確定し、NISAの損失は他の口座の利益と相殺できない
  3. 配当を非課税で受け取るには設定が必要。株式数比例配分方式を選んでおく

iDeCoの仕組みを動画で確認

運営者のYouTubeでは、iDeCoで老後に備える仕組みを解説しています。

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よくある質問

新NISAとiDeCo、結局どちらが得ですか

所得税を払っていて、老後まで使わないお金があるならiDeCoの節税効果が大きくなります。途中で使うかもしれないお金は、いつでも売れる新NISAが向いています。多くの人は両方を目的別に使い分けるのが現実的です。

両方同時に使えますか

使えます。新NISAとiDeCoはそれぞれ別の制度で、同時に利用できます。

iDeCoは途中で引き出せますか

原則として60歳まで引き出せません。障害や死亡などの例外、一定の条件を満たす場合の脱退一時金を除き、途中で受け取ることはできません。

専業主婦(主夫)はiDeCoと新NISAのどちらがいいですか

所得税がかからない場合、iDeCoの掛金の所得控除による節税効果はありません。受け取り時期の自由度を考えると、新NISAを優先するのが一般的です。

2026年12月の改正で何が変わりますか

企業年金のない会社員のiDeCoの上限が月2.3万円から6.2万円に上がり、自営業などは国民年金基金などとあわせて月6.8万円から7.5万円になります。専業主婦(主夫)は月2.3万円のままです。60〜69歳の一定の人も加入できるようになります。

月に使えるお金が1万円しかない場合は?

生活防衛資金が貯まっているなら、まずは新NISAのつみたて投資枠で始め、収入が増えたらiDeCoを検討する方法があります。所得税率が高い人は、月5,000円からiDeCoを始めるのも選択肢です。


まとめ

  • 老後まで使わないお金で、所得税を払っているならiDeCoの節税効果が大きい
  • 途中で使うかもしれないお金は新NISA
  • 2026年12月から、会社員(企業年金なし)のiDeCoの上限は月6.2万円に
  • 迷ったら新NISAの少額の積立から始め、老後専用の分だけiDeCoにする

ほかの人の投資額は新NISAの平均投資額とiDeCoの平均掛金で紹介しています。

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