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SBI証券でSCHDを購入するメリットとは?
米国ETFの中でも高配当株に特化したSCHD(シュワブ米国配当株式ETF)は、安定した配当収益を狙う投資家に人気のETFです。
SBI証券を利用すれば、日本にいながら簡単にSCHDへ投資することができます。
本章では、SCHDの基本概要と、SBI証券で購入するメリットについて解説します。
SCHDとは?(基本概要)
SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)は、米国の大手金融機関「チャールズ・シュワブ(Charles Schwab)」が運用する高配当ETFです。
S&P 500の中でも、安定した配当を支払う企業を中心に構成されており、以下のような特徴があります。
✅ 高配当株に分散投資できる
✅ 経費率が低く、コストを抑えられる
✅ 増配傾向のある企業が多く、安定したインカムゲインが期待できる
SBI証券でSCHDを購入するメリット
SBI証券を利用してSCHDを購入するメリットとして、以下の3点が挙げられます。
1. 低コストで米国ETFを取引可能
SBI証券は、米国ETFの取引手数料が比較的安く抑えられています。
さらに、一部の米国ETFは買付手数料無料(ゼロ円)の対象となることもあり、コストを最小限に抑えた投資が可能です。
2. NISA口座での運用が可能
SBI証券では、SCHDをNISA口座で購入することができます。
NISA口座を活用すれば、ETFの配当金や売却益が非課税になるため、税金を抑えながら効率的に資産を増やせます。
3. 住信SBIネット銀行を活用した低コストのドル転が可能
SCHDは米国ETFのため、購入には米ドルが必要です。
SBI証券では、住信SBIネット銀行を利用することで、低コストで円をドルに両替(ドル転)できるメリットがあります。
これにより、為替手数料を最小限に抑えながら投資できます。
SBI証券を活用すれば、低コストでSCHDに投資できるだけでなく、NISAを活用した税制メリットも得られます。
SCHD(シュワブ米国配当株式ETF)の基本情報
SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)は、米国の安定した配当を支払う企業に投資する高配当ETFです。
経費率の低さや増配傾向のある銘柄の組み入れなど、長期投資向きの特徴を持っています。
ここでは、SCHDの基本情報や組入銘柄について詳しく解説します。
運用会社・経費率・配当利回り
SCHDは、米国の大手金融機関 チャールズ・シュワブ(Charles Schwab)が運用するETFです。
主なスペックは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
運用会社 | Charles Schwab |
設定日 | 2011年10月20日 |
経費率 | 0.06%(業界最低水準) |
配当利回り(2023年時点) | 約3.5~4.0% |
配当回数 | 年4回(3月・6月・9月・12月) |
対象指数 | Dow Jones U.S. Dividend 100 Index |
組入銘柄数 | 約100銘柄 |
✅ 経費率が0.06%と非常に低コスト
✅ 年4回の配当があり、配当利回りは約3.5~4.0%
✅ 配当の安定性が高く、増配傾向のある企業が多い
特に、経費率0.06%は高配当ETFの中でも最安水準であり、長期投資に適したETFといえます。
組入銘柄の特徴
SCHDは、安定した配当を支払う企業の中でも、10年以上の連続増配実績がある銘柄を中心に投資しています。
そのため、配当の安定性が高く、市場の変動に強いポートフォリオが構成されています。
SCHDの上位構成銘柄(2023年時点)
銘柄名 | 業種 | 比率(%) |
---|---|---|
Amgen(アムジェン) | ヘルスケア | 約4.5% |
PepsiCo(ペプシコ) | 生活必需品 | 約4.4% |
Cisco Systems(シスコシステムズ) | 情報技術 | 約4.3% |
Merck & Co.(メルク) | ヘルスケア | 約4.2% |
Coca-Cola(コカ・コーラ) | 生活必需品 | 約4.1% |
SCHDの銘柄構成は、ヘルスケア・生活必需品・情報技術セクターが多く含まれているのが特徴です。
これらのセクターは景気変動の影響を受けにくく、安定した業績を維持しやすいため、高配当ETFとしての信頼性が高まっています。
✅ ヘルスケア・生活必需品など、不況に強い銘柄が多い
✅ IT・通信銘柄も適度に含まれ、成長性を維持
✅ 高配当銘柄に均等に分散投資されている
また、SCHDは時価総額加重平均ではなく、均等加重に近い形でポートフォリオが組まれているため、特定の企業の影響を受けにくい点もメリットです。
まとめ:SCHDは低コスト・高配当・安定成長のバランスが取れたETF
SCHDは、低コストで運用でき、安定した配当を得られるETFとして、長期投資に最適な選択肢の一つです。
特に、配当の安定性が高く、10年以上増配している企業が多く含まれているため、インカムゲイン(配当収入)を重視する投資家に適しています。
SBI証券でSCHDを購入する方法
SBI証券では、簡単な手続きで米国ETFを購入できます。
SCHDを買うためには、米国株口座の開設・ドル転(円→ドルの両替)・注文の3ステップが必要です。
本章では、SBI証券での購入手順を詳しく解説します。
米国株口座の開設手順
SBI証券でSCHDを購入するには、米国株取引専用の口座を開設する必要があります。
以下の手順で、米国株口座を開設しましょう。
1️⃣ SBI証券の口座を開設
まず、SBI証券の総合証券口座を開設します。
口座開設は無料で、公式サイトから申し込み可能です。
\最短10分で申込み/
2️⃣ 米国株取引口座を開設
SBI証券のWEBサイトにログインし、「外国株式取引口座の申し込み」を選択します。
書類の提出は不要で、申し込み完了後、通常1~2営業日で口座が開設されます。
3️⃣ 取引パスワードを設定
米国株の取引には、専用のパスワードが必要です。口座開設後、マイページから設定を行います。
✅ 米国株口座の開設は無料で、申し込み後1~2営業日で完了
✅ 取引パスワードを設定しないと注文ができないため、忘れずに登録
ドル転(円→ドル)の方法(住信SBIネット銀行の活用)
SCHDを購入するには、米ドルが必要です。
SBI証券では、日本円を米ドルに両替(ドル転)する方法が2つあります。
1. SBI証券で直接ドル転する方法(簡単だが手数料が高め)
SBI証券の「外国株式取引サイト」から、日本円を米ドルに両替できます。
ただし、為替手数料が1ドルあたり25銭とやや高めです。
✅ メリット:すぐに両替できる
❌ デメリット:手数料が高い(1ドル=150円なら、1,000ドルの両替で250円の手数料)
2. 住信SBIネット銀行を使って低コストでドル転する方法(おすすめ!)
SBI証券と連携している住信SBIネット銀行を活用すると、為替手数料が1ドルあたり2銭まで抑えられます。
以下の手順で手続きを行います。
1️⃣ 住信SBIネット銀行で「外貨預金口座」を開設(無料)
2️⃣ 住信SBIネット銀行のWEBサイトで「外貨預金→米ドル」を選択し、両替
3️⃣ 両替した米ドルをSBI証券へ手数料無料で振替(即時反映)
✅ メリット:為替手数料が最安(1ドル2銭)で済む
❌ デメリット:住信SBIネット銀行の口座開設が必要(無料)
長期投資を考えるなら、住信SBIネット銀行でのドル転が圧倒的にお得です!
SCHDの注文手順(成行・指値)
米国株口座の開設とドル転が完了したら、いよいよSCHDの注文を行います。
SBI証券では、「成行注文」と「指値注文」の2種類の方法で購入できます。
1. 成行注文(即時購入)
✅ 特徴:その時の市場価格で即座に購入できる(価格指定なし)
✅ メリット:すぐに購入できる
❌ デメリット:予想より高い価格で約定する可能性がある
🔹 注文方法
1️⃣ SBI証券の米国株取引サイトにログイン
2️⃣ 「SCHD」を検索し、「買付」を選択
3️⃣ 「成行注文」を選び、購入株数を入力
4️⃣ 「注文確認」→「発注」で完了
2. 指値注文(価格を指定して購入)
✅ 特徴:希望する価格を指定し、その価格になったら自動で購入
✅ メリット:自分の希望する価格で買える
❌ デメリット:価格が指定した水準に達しなければ約定しない
🔹 注文方法
1️⃣ SBI証券の米国株取引サイトにログイン
2️⃣ 「SCHD」を検索し、「買付」を選択
3️⃣ 「指値注文」を選び、希望の買付価格を入力(例:$70)
4️⃣ 「注文確認」→「発注」で完了
短期投資なら成行注文、長期投資なら指値注文がおすすめです。
まとめ:SBI証券でSCHDを購入する流れ
✅ 1. SBI証券で米国株取引口座を開設(無料)
✅ 2. 住信SBIネット銀行を活用して低コストでドル転(1ドル2銭の手数料)
✅ 3. SBI証券の米国株取引サイトで「SCHD」を検索し、成行・指値で購入
SBI証券なら、手数料を抑えて効率的にSCHDへ投資できるので、長期的に安定した配当を狙う投資家に最適な選択肢です。
SCHDの配当実績と今後の見通し
SCHD(シュワブ米国配当株式ETF)は、安定した配当収入を得られるETFとして人気があります。
過去の配当実績を確認すると、増配傾向が続いており、長期的に魅力的なインカムゲイン(配当収益)が期待できることがわかります。
本章では、SCHDの過去の配当推移や今後の配当見通しについて詳しく解説します。
過去の配当推移(増配率)
SCHDは年4回(3月・6月・9月・12月)の分配金を支払います。
以下は、2018年から2023年までの年間配当額の推移です。
年度 | 年間配当(ドル) | 前年比増配率 |
---|---|---|
2018年 | 1.24 | - |
2019年 | 1.47 | +18.5% |
2020年 | 1.56 | +6.1% |
2021年 | 2.00 | +28.2% |
2022年 | 2.43 | +21.5% |
2023年 | 2.58(予想) | +6.2% |
✅ 2018年以降、毎年増配を達成
✅ 5年間で配当額が2倍以上に成長
✅ 増配率は年間平均10%前後と高水準
特に2021年~2022年は、企業の業績回復とともに配当が大きく伸びたことが特徴です。
今後の配当見通しと影響要因
SCHDの配当が今後も増加するかどうかは、経済環境や企業業績、金利の動向などが影響します。
以下の点に注目することで、今後の見通しを判断できます。
1. 米国企業の業績と増配の継続性
SCHDに組み入れられている企業は、10年以上増配を続ける実績を持つ銘柄が多いです。
そのため、企業の業績が安定している限り、配当の増加が期待できます。
✅ 米国企業の利益成長が続けば、SCHDの増配も継続する可能性が高い
2. FRB(米連邦準備制度)の金利政策
米国の金利が高止まりすると、企業の資金調達コストが上がり、配当の伸びが鈍化する可能性があります。
逆に、金利が下がれば、企業の負担が軽減され、増配余力が高まると考えられます。
✅ 金利が安定すれば、SCHDの増配も安定する可能性が高い
3. インフレと景気動向
高配当銘柄は、景気の影響を受けにくいディフェンシブ株が多いため、不況時でも比較的安定しています。
ただし、インフレが長期化すると、企業の利益率が低下し、配当増加が鈍化する可能性があります。
✅ 景気後退局面でも比較的安定した配当を維持できるが、インフレには注意が必要
まとめ:SCHDの配当は今後も増加する可能性が高い
SCHDは、過去5年間で安定した増配を続けており、今後も増配傾向が期待できるETFです。
✅ 過去のデータでは、平均10%前後の増配を達成
✅ 今後の配当は、企業業績や金利政策の影響を受ける
✅ 景気後退時でも比較的安定した配当が見込める
SBI証券でSCHDを買うための手数料と税金
SCHDに投資する際は、購入・売却時の手数料や税金の仕組みを理解しておくことが重要です。
SBI証券では、比較的低コストで米国ETFを取引できるため、長期投資にも向いています。
本章では、SCHDの取引にかかる手数料や税金について詳しく解説します。
購入・売却時の手数料
SBI証券でSCHDを取引する際には、取引手数料と為替手数料の2つのコストが発生します。
1. 取引手数料(買付手数料無料の可能性あり)
SBI証券では、対象の米国ETFは買付手数料が無料になるキャンペーンを実施していることがあります。
取引内容 | 手数料(税抜) |
---|---|
買付 | 0ドル(キャンペーン適用時)または 約0.495%(上限22ドル) |
売却 | 約0.495%(上限22ドル) |
✅ 買付手数料無料のキャンペーンを活用すれば、手数料ゼロで購入可能
✅ 売却時は0.495%の手数料がかかる(最大22ドルまで)
2. 為替手数料(円→ドル転のコスト)
SCHDは米国ETFのため、購入には米ドルが必要です。
日本円を米ドルに両替(ドル転)する際の手数料は、以下のようになります。
両替方法 | 為替手数料(1ドルあたり) |
---|---|
SBI証券で両替 | 25銭(0.25円) |
住信SBIネット銀行で両替 | 2銭(0.02円) |
✅ 住信SBIネット銀行を活用すれば、最安の為替手数料(2銭)でドル転可能
✅ 1000ドルを両替する場合、SBI証券なら250円、住信SBIなら20円の手数料で済む
長期投資を考えるなら、住信SBIネット銀行でのドル転を活用するのがおすすめです。
NISA・特定口座での税制の違い
SCHDを購入する際、NISA口座と特定口座(一般口座)のどれを使うかによって、税制の扱いが異なります。
項目 | NISA口座 | 特定口座(源泉徴収あり) |
---|---|---|
売却益 | 非課税 | 約20.315%の課税 |
配当金 | 米国で10%の課税のみ(国内は非課税) | 米国10% + 国内20.315%の二重課税 |
✅ NISA口座なら、売却益も配当金も非課税(国内分のみ)で運用可能!
✅ 特定口座(源泉徴収あり)なら、確定申告不要で税金が自動で処理される
高配当ETFであるSCHDは、配当金が発生するため、NISA口座での運用が有利です。
米国ETFの二重課税と外国税額控除
特定口座でSCHDを購入した場合、米国(10%)と日本(20.315%)の両方で税金が引かれるため、二重課税が発生します。
例:SCHDから年間1,000ドルの配当を受け取った場合の税金
項目 | 金額(ドル) |
---|---|
米国源泉税(10%) | 100ドル |
日本の税金(20.315%) | 約182ドル |
手取り金額 | 約718ドル |
二重課税を防ぐために、「外国税額控除」を活用することで、米国で支払った10%分の税金を還付できます。
✅ 確定申告を行えば、米国で引かれた10%分の税金を取り戻せる
✅ 年収や他の収入次第では、全額控除されないケースもある
まとめ:SBI証券でSCHDを買う際のコストと税金のポイント
✅ 買付手数料は無料になるキャンペーンを活用(通常は0.495%)
✅ ドル転は住信SBIネット銀行を使うと最安(1ドル2銭)
✅ NISA口座なら、配当金や売却益が非課税になりお得
✅ 特定口座の場合、確定申告で「外国税額控除」を活用すると税負担を軽減できる
SCHDと他の高配当ETF(VYM・HDV)の比較
高配当ETFには、SCHDのほかにもVYM(バンガード米国高配当株ETF)やHDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)があります。
それぞれ異なる特徴を持っており、投資目的に応じた選択が重要です。
本章では、配当利回り・値動きの違いやどのETFが長期投資向きかについて詳しく比較します。
配当利回り・値動きの違い
まず、SCHD・VYM・HDVの基本データを比較します。(2023年時点)
項目 | SCHD | VYM | HDV |
---|---|---|---|
運用会社 | Charles Schwab | Vanguard | BlackRock |
設定年 | 2011年 | 2006年 | 2011年 |
経費率 | 0.06% | 0.06% | 0.08% |
配当利回り | 約3.5~4.0% | 約3.0% | 約4.0~4.5% |
配当回数 | 年4回(3・6・9・12月) | 年4回(3・6・9・12月) | 年4回(3・6・9・12月) |
組入銘柄数 | 約100銘柄 | 約450銘柄 | 約75銘柄 |
セクター構成 | 生活必需品・ヘルスケア・ITが中心 | 金融・生活必需品・エネルギー | エネルギー・ヘルスケアが多め |
値動きの特徴 | 配当+値上がり益のバランス型 | 市場平均に近い安定型 | ディフェンシブ銘柄多め |
✅ SCHD:バランス型(増配+値上がり狙い)
✅ VYM:広く分散された安定型(市場平均に近い)
✅ HDV:ディフェンシブ型(配当利回り重視)
どのETFが長期投資向きか?
それぞれのETFの特性を踏まえ、どの投資家に向いているのかを整理します。
1. SCHD(バランス型・成長+配当重視)
✅ 向いている投資家
- 増配を期待しながら、株価の成長も狙いたい人
- ヘルスケアや生活必需品など、不況に強い銘柄を持ちたい人
✅ メリット
- 増配率が高く、長期的な配当成長が期待できる
- 株価の値上がりと配当の両方を狙える
❌ デメリット
- VYM・HDVに比べると分散が少ない(約100銘柄)
2. VYM(安定型・幅広く分散投資)
✅ 向いている投資家
- 市場平均に近いパフォーマンスを求める人
- 分散投資を重視し、リスクを抑えたい人
✅ メリット
- 銘柄数が450以上と多く、分散効果が高い
- 金融・生活必需品・ヘルスケアが中心で安定性が高い
❌ デメリット
- 配当利回りがSCHDやHDVより低め(約3.0%)
3. HDV(ディフェンシブ型・高配当重視)
✅ 向いている投資家
- 安定した高配当収益を重視する人
- ディフェンシブ銘柄を中心にポートフォリオを組みたい人
✅ メリット
- エネルギー・ヘルスケア・公益事業が多く、不況に強い
- 配当利回りが3つのETFの中で最も高い(約4.0~4.5%)
❌ デメリット
- エネルギー銘柄の割合が高いため、原油価格の影響を受けやすい
- 銘柄数が約75と少なく、特定の業種に偏る
結論:どのETFを選ぶべきか?
投資目的 | おすすめETF |
---|---|
配当+値上がり益のバランスを重視 | SCHD |
市場平均に近い安定性を求める | VYM |
高配当重視・ディフェンシブ銘柄中心 | HDV |
✅ 長期投資で増配を狙うなら SCHD
✅ 分散投資を重視するなら VYM
✅ 安定した高配当を得たいなら HDV
SCHDは増配傾向が続いており、今後も長期的な成長が期待できるETFです。
そのため、高配当と値上がり益の両方を狙いたい投資家におすすめです。
SCHDを積立投資する方法とメリット
SCHDは、安定した増配と値上がり益が期待できるETFのため、長期的な積立投資に適した商品です。
SBI証券では、定期買付機能を利用することで、自動的にSCHDを定期購入できます。
本章では、SBI証券での定期買付設定方法や、ドルコスト平均法のメリットについて詳しく解説します。
定期買付の設定方法(SBI証券の自動買付機能)
SBI証券では、「定期買付」機能を活用することで、毎月決まった金額でSCHDを自動購入できます。以下の手順で設定を行います。
1. SBI証券の米国株取引サイトにログイン
- SBI証券の「外国株式取引サイト」にアクセスし、ログインします。
2. 「定期買付」のメニューを選択
- 「外国株式・ETF」のメニューから「定期買付設定」を選択します。
3. SCHDを検索し、買付条件を設定
- 「SCHD」を検索し、**買付方法(成行・指値)や購入頻度(毎週・毎月)**を設定します。
- 買付の頻度は、毎月〇日・毎週〇曜日・隔週など、柔軟に選べます。
4. 資金の設定(ドル or 円)
- 購入時に使う資金を「円」または「ドル」で指定できます。
- 「円」で指定すると、自動的にドル転されて購入されます。
- 「ドル」で指定する場合、事前に住信SBIネット銀行などでドル転しておく必要があります。
5. 確認して「設定完了」
- 設定内容を確認し、「設定する」ボタンを押して完了です。
- 以降、設定した条件に基づいて自動的にSCHDが買付されます。
✅ SBI証券の定期買付を利用すれば、自動でSCHDを積立購入できる!
✅ 「円」または「ドル」での買付を選択可能(住信SBIネット銀行を活用すれば手数料を抑えられる)
詳細な始め方は、こちらからご覧ください👇
ドルコスト平均法の効果(リスク分散のメリット)
SCHDを定期買付することで、ドルコスト平均法(DCA:Dollar-Cost Averaging)のメリットを活かすことができます。
ドルコスト平均法とは?
- 毎月決まった金額で買い続ける投資手法のことです。
- 株価が高いときは少ない口数、株価が安いときは多くの口数を購入できるため、購入単価が平準化されます。
✅ メリット
- 価格変動リスクを軽減(高値での一括投資を避けられる)
- 相場の上下に関係なく、機械的に投資できる
- 長期的に安定したパフォーマンスが期待できる
❌ デメリット
- 短期間で大きな利益を狙うのには向かない
- 相場が大きく下落したときに、すぐに大量購入できない
特に長期投資を考える場合、ドルコスト平均法を活用した積立投資は有効な戦略です。
長期投資のリターンシミュレーション(過去データから見る効果)
過去のSCHDの成長率を基に、毎月1万円(約70ドル)を10年間積立投資した場合のシミュレーションを行います。(過去のデータをもとにした試算であり、将来のリターンを保証するものではありません)
シミュレーションの条件
- 投資額:毎月70ドル(約1万円)
- 投資期間:10年間(2013年~2023年)
- 年間平均リターン:約10%(値上がり+配当再投資)
積立投資の結果(概算)
投資年数 | 累積投資額(元本) | 運用資産(想定) |
---|---|---|
5年後 | 約420,000円(約2,800ドル) | 約600,000円(約4,000ドル) |
10年後 | 約840,000円(約5,600ドル) | 約1,800,000円(約12,000ドル) |
✅ 毎月1万円の積立でも、10年後には約180万円に成長(約2倍)
✅ 増配を活かして、さらに大きなリターンを狙える可能性
長期的に見ると、SCHDは配当収入と値上がりの両方で資産形成ができるETFであり、積立投資に適した商品といえます。
まとめ:SBI証券でSCHDを積立投資するメリット
✅ 定期買付を活用すれば、自動的にSCHDを積立購入できる
✅ ドルコスト平均法を活用することで、リスク分散しながら長期投資が可能
✅ 過去データでは、10年間の積立で資産が約2倍に成長する可能性
SCHD投資の注意点とリスク
SCHDは高配当+成長性を兼ね備えた優れたETFですが、投資にはリスクも伴います。
特に、米国市場の変動や配当減配のリスクには注意が必要です。
本章では、SCHD投資における主なリスクと、その対策について詳しく解説します。
米国市場の変動リスク
SCHDは、米国企業に投資するETFのため、米国市場全体の影響を大きく受けます。
1. 景気後退(リセッション)の影響
- 米国景気が悪化すると、企業業績が悪化し、株価が下落する可能性があります。
- 特に金利上昇時には、株価が不安定になる傾向があります。
✅ 対策
- 短期的な価格変動を気にせず、長期投資を継続する
- 配当を再投資することで、市場の下落をチャンスに変える
2. 為替リスク(円高・円安の影響)
SCHDは米ドル建てのETFのため、為替レートの変動による影響を受けます。
為替変動 | 投資への影響 |
---|---|
円安(1ドル150円 → 160円) | 資産価値が増加(円換算の評価額が上昇) |
円高(1ドル150円 → 140円) | 資産価値が減少(円換算の評価額が下落) |
✅ 対策
- 円高時に積極的にドル転(安くドルを買う)
- 為替リスクを軽減するために、円資産(日本株・債券など)と組み合わせる
配当減配リスク
SCHDは増配傾向にありますが、景気の影響や企業業績悪化により、配当が減る可能性もあります。
1. 企業の業績悪化による減配リスク
- SCHDの組入銘柄は、連続増配を続ける企業が中心ですが、業績悪化により配当を維持できなくなる可能性があります。
✅ 対策
- 過去の配当推移や財務状況を定期的にチェック
- 1つのETFに依存せず、VYMやHDVなど他のETFも組み合わせてリスク分散
2. 金利上昇による配当利回りの低下
- 金利が上昇すると、債券の利回りが魅力的になり、配当株への資金流入が減少する可能性があります。
- その結果、株価が下落し、配当利回りが変動するリスクがあります。
✅ 対策
- 金利上昇時は短期的な下落を気にせず、積立投資を継続
- 債券ETF(BND・AGGなど)をポートフォリオに組み入れてリスクヘッジ
まとめ:SCHD投資のリスクと対策
✅ 米国市場の景気変動に注意(リセッション時は株価が下落する可能性)
✅ 為替リスクを考慮し、円高時にドル転を活用する
✅ 配当減配のリスクがあるため、長期的な視点で分散投資を行う
まとめ:SBI証券でSCHDを買うべきか?
SCHDは、安定した配当と長期的な成長が期待できる高配当ETFです。
SBI証券を利用すれば、低コストで効率的に投資できるため、長期投資家にとって魅力的な選択肢となります。
しかし、市場の変動リスクや為替リスクを考慮し、自身の投資スタイルに合った運用が重要です。
投資家タイプ別のおすすめ戦略
✔ 長期投資で資産を増やしたい人(コツコツ積立派)
✅ 戦略:「SBI証券の定期買付機能を活用し、長期で積立投資」
- 定期買付を設定し、ドルコスト平均法でリスク分散
- NISA口座を活用して、配当金の非課税メリットを享受
- 住信SBIネット銀行でドル転して、為替コストを抑える
✔ 安定した配当収入を得たい人(配当生活派)
✅ 戦略:「SCHDをポートフォリオに組み入れ、インカムゲインを狙う」
- HDV・VYMと組み合わせて、分散効果を高める
- 特定口座を利用し、確定申告で外国税額控除を活用
- 再投資を継続し、複利の力を活かして資産を増やす
✔ 短期的な利益を狙いたい人(キャピタルゲイン派)
✅ 戦略:「SCHDの値動きを見ながら、成行・指値注文で売買」
- 株価が下落したタイミングで買い増し(押し目買い)
- 高値圏で売却し、短期間の利益を確保する戦略も可能
SBI証券でSCHDに投資するメリットまとめ
✅ 手数料が低く、米国ETFの買付がしやすい(キャンペーン適用で手数料無料も)
✅ NISA口座を活用すれば、配当金や売却益が非課税
✅ 住信SBIネット銀行でのドル転を使えば、為替手数料を最安に抑えられる
✅ 定期買付を設定すれば、自動的に積立投資が可能
SCHDは、高配当と株価成長をバランスよく狙えるETFであり、長期投資に適した商品です。
SBI証券のサービスを活用し、コストを抑えながら効率的に運用することで、より良い投資成果を目指せます。
最後に:SBI証券でSCHDを買うべきか?
🔹 長期的に安定した配当と成長を狙いたいなら「買い」
🔹 短期トレード目的なら、値動きや市場環境を見ながら慎重に判断
投資の基本は、「無理なく続けられる方法でコツコツ積み上げること」です。
SBI証券の便利なサービスを活用しながら、自分に合った運用スタイルでSCHDを活用していきましょう!
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