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LEVECHY(レベチー)は、1万円から投資できる不動産クラウドファンディングです。ほかの主なサービスと比べてどこが違うのかを、各社の公式サイトで確認し直しました。利回りはすべて、募集時に示される予定利回り(LEVECHYでは「予定分配率」と表示)で、約束された利回りではありません。2026年9月30日時点で押さえたいのは次の点です。
- LEVECHYは、物件を持つ会社(SPC)を分けて運営会社の倒産から資産を切り離す倒産隔離、未投資のお金を信託銀行で管理する信託保全、運営会社側が先に損失を負う優先劣後構造をとっている
- 償還実績は20件・93.1億円、配当実績は6.94億円で、公式サイトでは平均利回りを約7.5%(年利・税引前)と案内している
- ただし募集は少なく、直近は2026年3月のファンド19号Ⅱ(予定分配率年4%、12か月)。2025年秋の25号(予定分配率年10%)は応募率20%で不成立だった
- 募集の多さや予定利回りの水準は、サービスごとに大きく違う。複数のサービスに登録して比べるのが現実的

LEVECHYの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社LEVECHY(旧ジャパン・プロパティーズ株式会社) |
| 登録・許可 | 第二種金融商品取引業(関東財務局長(金商)第2969号)、不動産特定共同事業(金融庁長官・国土交通大臣第93号) |
| 最低投資額 | 1万円 |
| 募集方式 | 抽選式(直近のファンド) |
| 手数料 | 口座開設・管理・投資の手数料なし。振込手数料は投資家の負担 |
| 実績 | 償還20件・93.1億円、配当実績6.94億円、運用資産残高60億円 |
出典はLEVECHY Fund 公式サイトと手数料・リスク等の広告記載事項です。
LEVECHYの仕組みと安全への取り組み
| 仕組み | 内容 |
|---|---|
| 倒産隔離 | 物件をSPC(特別目的会社)が持つ。運営会社が倒産しても、投資家の資産を切り離す |
| 信託保全 | 投資前の出資金や、分配金・償還金を信託銀行の口座で管理する |
| 優先劣後構造 | 投資家が優先出資者、LEVECHYなどが劣後出資者になり、損失は劣後出資から先に負担する |
| ローンの活用 | 金融機関からの借入とあわせて物件を買う。少ない資金で大きな物件に投資できる |
ローンを使う点には注意が必要です。公式サイトでも、投資家の権利は金融機関への返済より後回しになり、配当や元本の返還が行われない場合があると説明しています。借入があると、物件の価格が下がったときの影響も大きくなります。出典はLEVECHY サービスについてです。
直近のファンド
| ファンド | 予定分配率(年率) | 予定運用期間 | 募集期間 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 19号Ⅱ(抽選式) | 4% | 12か月 | 2026年3月6日〜3月26日 | 応募率129%、運用中 |
| 25号(抽選式) | 10% | 16か月 | 2025年10月15日〜12月8日 | 応募率20%、不成立 |
| 24号(抽選式) | 6% | 12か月 | 2025年6月23日〜7月13日 | 応募率117%、運用終了 |
予定分配率は4%から10%まで、ファンドごとに大きく違います。募集総額が大きい25号は応募が足りず不成立になりました。出典はLEVECHY ファンド一覧です。
主なサービスとの比較

| サービス | 最低投資額 | 予定利回りの例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| LEVECHY | 1万円 | 年4%(19号Ⅱ、12か月) | 倒産隔離・信託保全・優先劣後。募集は少なめで抽選 |
| COZUCHI | 1万円(中長期型は10万円から) | 案件ごと | 売却益の上振れを狙う案件がある。換金できるが手数料3.3〜5.5% |
| CREAL | 1万円 | 年6.3%(東京レジデンスⅤ、36か月) | 東証上場のクリアルが運営。累計調達額1,165億円 |
| Rimple | 1万円 | 年2.7%(#128、6か月) | 東京23区のマンションが中心。短期の案件が多い |
数字は2026年9月30日に各社の公式サイトで確認しました。出典はCOZUCHI、CREAL ファンド一覧、Rimple ファンド一覧です。ほかのサービスも含めた比較と始め方は不動産クラウドファンディングの始め方にまとめています。
LEVECHYが向く人・向かない人
| 向く人 | 向かない人 |
|---|---|
| 倒産隔離や信託保全など、仕組みの安全策を重視したい | いつでも投資できる状態にしておきたい(募集が少ない) |
| 抽選に外れても、ほかのサービスと並行して待てる | 借入(レバレッジ)を使う案件を避けたい |
| 1年前後の運用期間で投資したい | 予定分配率の高さだけで選びたい |
LEVECHYで投資する流れ

- 公式サイトで会員登録し、本人確認を済ませる(審査あり)
- 募集が始まったら、ファンドの詳細と契約成立前書面を読んで抽選に申し込む
- 当選したら、入金期限までに指定の口座へ振り込む(振込手数料は自己負担)
- 運用中はマイページで報告を確認し、運用終了後に分配金と元本を受け取る
LEVECHYの登録手順はLEVECHYの投資家無料登録・始め方、口コミはLEVECHYの口コミ・評判まとめでも解説しています。
税金の注意点
匿名組合の分配金は雑所得で、給与などと合算する総合課税です(国税庁 所得税基本通達36・37共-21)。多くのサービスでは分配時に20.42%が源泉徴収されます。会社員で給与以外の所得が年20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、源泉徴収された税金を取り戻すには確定申告が必要です。
よくある質問
LEVECHYは安全ですか
倒産隔離、信託保全、優先劣後構造という仕組みはありますが、元本保証はありません。借入を使う案件では、配当や元本の返還が金融機関への返済より後回しになります。
LEVECHYの利回りは何%ですか
ファンドごとに違い、直近の19号Ⅱは予定分配率年4%、24号は年6%、25号は年10%でした。公式サイトでは、償還したファンドの平均利回りを約7.5%(年利・税引前)と案内しています。
LEVECHYの募集はどのくらいありますか
公式サイトのファンド一覧では、直近の募集は2026年3月の19号Ⅱです。募集は多くないため、ほかのサービスとあわせて登録しておくと投資の機会を逃しにくくなります。
ファンドが不成立になるとどうなりますか
25号のように応募が募集総額に届かず不成立になった場合、ファンドは運用されません。入金した場合の扱いは、各ファンドの契約成立前書面で確認してください。
手数料はかかりますか
口座開設、管理、投資の手数料はかかりません。入金するときの振込手数料は自己負担です。
まとめ
- LEVECHYは倒産隔離・信託保全・優先劣後構造をとる不動産クラウドファンディング
- 予定分配率はファンドごとに年4%〜10%と幅があり、25号は不成立だった
- 募集は少なめで抽選。ほかのサービスと並行して使うのが現実的
- 借入を使う案件では、投資家への返還が金融機関より後回しになる点に注意

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