※本記事はプローモーションが含まれています。

金融系アフィリエイトは単価が高い一方で、他ジャンルにはない確認事項があります。紹介先が登録を受けた業者かどうかと、自分が書いている内容が「紹介」の範囲に収まっているかの2点です。
金融庁は登録業者の一覧を公開しており、会社名と登録番号を照合できます。同時に、無登録で金融商品取引業を行っているとして警告書を発出した業者の一覧も公表しています。どちらも提携前に確認できます。
もうひとつが表現の線引きです。報酬を受けて有価証券の価値等の分析に基づく投資判断について助言すると、投資助言・代理業の登録が必要になります。銘柄を名指しで推奨する書き方は、この線に近づきます。
この記事では、登録の確認方法、紹介と助言の境界、書いてはいけない表現、成果地点の型を、2026年9月17日時点の公式情報で整理します。
2026年9月17日時点の結論
- 紹介先が登録業者かは金融庁の一覧で会社名と登録番号を照合できる
- 金融庁は無登録業者の警告リストも公表しており、直近の更新は令和8年8月27日
- 業態によって登録の種類が違う(第一種・第二種・投資助言代理業・投資運用業・金融商品仲介業など)
- 報酬を得て投資判断について助言すると投資助言・代理業の登録が必要になる
- 景品表示法上、広告の責任は一義的に広告主にあると消費者庁の報告書が整理している
- ただし無登録営業は別の話で、アフィリエイター自身が金融商品取引法の問題になり得る
- 断定的判断の提供や、利益が確実であるかのような表現は避ける
- 成果地点は口座開設、入金、取引完了などに分かれる
情報確認日は2026年9月17日です。金融庁の公表資料、消費者庁のアフィリエイト広告等に関する検討会報告書、各ASPの公式ガイドに基づきます。制度や案件の条件は変更されるため、提携前に管理画面と公式ページで確認してください。本記事は特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。
紹介先が登録業者かを確認する

金融系で最初にやることは、紹介する会社が登録を受けているかの確認です。金融庁が一覧を公開しているので、誰でも照合できます。
登録業者一覧で会社名と登録番号を照合する
金融庁は「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」を公開しています。ここから業態ごとのPDFをたどると、会社名、登録番号、登録日が確認できます。金融庁の免許・許可・登録等を受けている事業者一覧
当ブログで実際に照合した例があります。あるサービスの公式サイトに記載された金融商品仲介業者の登録番号を、金融庁の一覧で会社名、登録番号、登録日まで一致することを確認しました。マネイロの運営会社と登録内容を確認した記事
| 確認する項目 | 見る場所 |
|---|---|
| 会社名 | 公式サイトの会社概要と金融庁の一覧 |
| 登録番号 | 公式サイトの法定表示と金融庁の一覧 |
| 登録日 | 金融庁の一覧 |
| 所属金融商品取引業者 | 仲介業者の場合は提携先 |
名称が似ているだけの別法人と取り違えないよう、会社名と登録番号の両方が一致するかを見てください。
登録がないこと自体が問題とは限らない
逆の例もあります。金融教育のスクールを調べたとき、金融商品取引業者の一覧に社名がありませんでした。ただしこれは違法という意味ではなく、一般的な知識を教える教育サービスは登録を前提としないためです。GFS無料講座の運営元と登録状況を確認した記事
大切なのは、そのサービスが何を提供しているかと登録の有無が整合しているかです。個別銘柄の助言をうたいながら登録がない場合は、紹介を見送る判断もあります。
無登録業者の警告リストも確認する
金融庁は「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」として、警告書を発出した業者の一覧を公表しています。直近の更新は令和8年8月27日です。金融庁の無登録業者一覧
| 掲載されている区分 |
|---|
| 無登録の国内業者 |
| 無登録の海外所在業者 |
| 警告書の発出を行った適格機関投資家等特例業務届出者 |
ただし金融庁は留意事項も示しています。「掲載されている無登録業者は、警告書の発出を行った時点で無登録営業を行っていることが確認できた者に限られています」とあり、掲載がないことが安全を保証するものではありません。金融庁の利用者向け注意喚起情報
紹介と助言の線引き
金融系アフィリエイトで最も重要な論点です。記事を書く行為がどこまでなら「紹介」で、どこからが「助言」になるのかという話です。
投資助言・代理業の登録が必要になる条件
金融庁の登録手続ガイドブックによれば、投資顧問契約に基づき、有価証券の価値等や金融商品の価値等の分析に基づく投資判断に関し助言を行い、その業務に関し報酬の支払を受ける場合に、投資助言・代理業の登録が必要になります。金融庁の登録手続ガイドブック
監督指針にも投資助言・代理業に関する項目が置かれています。金融庁の監督指針(投資助言・代理業)
| 書き方 | 位置づけ |
|---|---|
| 証券会社の手数料や取扱商品を事実として書く | 紹介の範囲 |
| 制度の仕組みを解説する | 紹介の範囲 |
| 自分の運用実績を事実として書く | 紹介の範囲だが誇張に注意 |
| 特定の銘柄を今買うべきだと勧める | 助言に近づく |
| 個別の相談に有料で答える | 登録が必要になり得る |
アフィリエイト記事は通常、広告主から成果報酬を受け取る形です。個別の投資判断について助言する契約ではないため、口座開設やサービスの紹介それ自体が投資助言にあたるわけではありません。線を越えるのは、銘柄や売買タイミングの推奨に踏み込んだときです。
誰が広告の責任を負うのか
景品表示法の整理は明確です。消費者庁のアフィリエイト広告等に関する検討会は、令和4年2月に報告書をまとめています。消費者庁のアフィリエイト広告等に関する検討会
報告書では、広告の責任は一義的に商品の供給者である広告主に求めるとされ、ASPやアフィリエイターは景品表示法の規制対象としては基本的に位置づけられていません。
| 法律 | 名宛人 |
|---|---|
| 景品表示法 | 広告主(表示内容の決定に関与した者) |
| 金融商品取引法の広告規制 | 金融商品取引業者等 |
| 金融商品取引法の無登録営業 | 無登録で業を行った者本人 |
3行目が重要です。景表法上の名宛人でないことと、自分が無登録営業をしていないことは別の問題です。助言に踏み込めば、書いた本人の問題になります。
また、広告主やASPは規約でPR表記や表現のルールを定めています。法律上の名宛人でなくても、規約違反は成果の否認や提携解除につながります。
書いてはいけない表現
金融商品取引法は、金融商品取引業者等に対して誇大広告を禁じ、不確実な事項について断定的判断を提供する行為を禁止しています。名宛人は業者ですが、紹介記事でも同じ発想で書くのが安全です。
| 避ける表現 | 書き換えの方向 |
|---|---|
| 必ず儲かる | 手数料や条件などの事実を書く |
| 元本保証 | 元本割れの可能性がある旨を添える |
| 絶対に値上がりする | 将来の値動きは断定しない |
| 今すぐ買わないと損 | 判断を読者に委ねる |
| リスクなしで年利◯% | 手数料とリスクを併記する |
実績を書く場合も、集計期間や条件を添えてください。当ブログで調べた例では、サービスが掲げる満足度の注釈に回答者数と集計期間が明記されており、その母数まで読むと意味が変わるケースがありました。数字を引用するときは注釈まで確認するのが基本です。
ステマ規制のPR表記
2023年10月1日から、一般消費者が事業者の表示と判別しにくい表示は景品表示法上の不当表示に指定されています。運用基準は、大量のハッシュタグの中に埋もれさせる書き方や、視認しにくい末尾への記載を不明瞭な例として挙げています。消費者庁のステルスマーケティング規制のページ
明瞭と認められる文言として「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」が例示されています。記事の冒頭など、読み手が最初に見る位置に置いてください。消費者庁の運用基準
業態によって登録の種類が違う
金融系といっても扱う商材は幅広く、必要な登録も変わります。紹介先がどの業態にあたるかを把握しておくと、確認先が分かります。
| 商材 | 関係する登録・業態 |
|---|---|
| 証券口座・FX | 第一種金融商品取引業 |
| ファンド・不動産クラウドファンディング | 第二種金融商品取引業など |
| 投資助言サービス | 投資助言・代理業 |
| ロボアドバイザー | 投資運用業など |
| 金融サービスの仲介 | 金融商品仲介業 |
| 暗号資産の取引所 | 暗号資産交換業 |
| カードローン・キャッシング | 貸金業 |
| 保険 | 保険募集人の登録 |
暗号資産については金融庁が専用のページを用意しています。交換業者の登録一覧も公開されています。金融庁の暗号資産に関するページ
不動産クラウドファンディングの案件を扱う場合の考え方は、当ブログの不動産クラウドファンディングの案件をまとめた記事でも触れています。
成果地点の型
金融系は成果地点の段階が明確に分かれるジャンルです。どこまで読者に動いてもらう必要があるかで、記事の深さが変わります。
| 成果地点 | 読者に求められる行動 |
|---|---|
| 口座開設の申込 | フォームの入力まで |
| 口座開設の完了 | 本人確認の完了まで |
| 口座開設+入金 | 資金の入金まで |
| 取引の完了 | 実際に売買するまで |
| カード発行 | 審査通過と発行まで |
| 無料診断・セミナー参加 | 登録や参加まで |
口座開設の完了や入金が条件の案件では、本人確認の手順や必要書類まで書けるかどうかが成果を左右します。申し込んだあとに放置されると成果になりません。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 成果条件 | 申込か完了か入金か |
| 否認条件 | 審査落ち、重複申込、途中離脱の扱い |
| 承認までの期間 | 口座開設の審査期間を含むか |
| 表現のレギュレーション | 広告主が指定する禁止表現があるか |
金融案件は広告主側のレギュレーションが細かい傾向があります。使ってよい文言や必須の注記が指定されている場合があるため、提携後にレギュレーションを必ず読んでください。個別案件の成果条件の調べ方は、当ブログのSBI新生銀行の提携可能ASPと成果条件をまとめた記事やLINE FXのアフィリエイトを扱った記事も参考になります。
案件を選ぶときのチェック項目
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 登録の有無 | 金融庁の一覧で会社名と登録番号を照合 |
| 無登録リスト | 警告書が発出されていないか |
| 法定表示 | 金融商品取引法に基づく表示があるか |
| リスクの記載 | 元本割れの可能性が明記されているか |
| 手数料 | 誰が何を負担するかが分かるか |
| 成果条件と否認条件 | 管理画面で確認できるか |
登録の確認は数分で終わります。単価が高い案件ほど、この工程を飛ばさないでください。
ASPと登録

金融系の案件はASPによって取り扱いが異なります。SNSで紹介する場合は、ASPごとに掲載ルールが違う点にも注意してください。
| ASP | SNS掲載の前提 |
|---|---|
| もしもアフィリエイト | メディア登録が必要。案件表記で掲載可否を確認 |
| afb | サイト登録が必要。非公開アカウントは不可 |
| アクセストレード | サイトタイプ「SNS」で登録。公式Instagramのフォローが必要 |
| バリューコマース | SNS掲載用アカウントの登録が別途必要 |
SNSごとのルールの違いは、当ブログのSNSのアフィリエイトルールを比較した記事で整理しています。
いずれも登録は無料です。扱いたい案件がどこにあるかで選んでください。
始める順番
| 手順 | やること |
|---|---|
| 1 | 扱う商材を決める(証券、カード、暗号資産など) |
| 2 | 金融庁の一覧で紹介先の登録を確認する |
| 3 | ASPに登録し、成果条件と否認条件を確認する |
| 4 | 提携後にレギュレーションを読む |
| 5 | PR表記を冒頭に置き、事実ベースで書く |
4番目を飛ばすと、せっかく書いた記事の修正が必要になります。金融案件は表現の指定が細かいため、書く前に読むのが結果的に早道です。
よくある質問

金融系アフィリエイトは資格が必要ですか
サービスを紹介するだけであれば資格は求められません。ただし報酬を得て投資判断について助言する場合は、投資助言・代理業の登録が必要になります。
紹介先が登録業者かはどう調べますか
金融庁が公開している免許・許可・登録等を受けている事業者一覧で、会社名と登録番号を照合できます。
無登録の業者を紹介するとどうなりますか
金融庁は無登録業者の警告リストを公表しています。掲載されている業者の紹介は避けるべきです。掲載がないことが安全を保証するわけではない点も金融庁が注記しています。
登録がないサービスはすべて危険ですか
違います。一般的な知識を教える金融教育などは登録を前提としません。提供内容と登録の有無が整合しているかを見てください。
銘柄を紹介してもよいですか
報酬を得て投資判断について助言する形になると、投資助言・代理業の登録が必要になります。特定の銘柄を今買うべきだと勧める書き方は避けてください。
自分の運用実績は書けますか
事実として書くこと自体は可能ですが、再現性を保証するような表現や誇張は避けてください。読者の成果を約束するものではない旨を添えると安全です。
広告の責任は誰が負いますか
消費者庁の報告書では、景品表示法上の責任は一義的に広告主に求めるとされています。ただし無登録営業は書いた本人の問題です。
「必ず儲かる」と書いてよいですか
書けません。金融商品取引法は不確実な事項について断定的判断を提供する行為を禁じています。誇大広告も禁止されています。
PR表記はどこに置きますか
読み手が最初に見る位置です。運用基準は大量のハッシュタグに埋もれさせる書き方や視認しにくい末尾への記載を不明瞭な例として挙げています。
成果地点にはどんな種類がありますか
口座開設の申込、口座開設の完了、口座開設+入金、取引完了、カード発行、無料診断やセミナー参加などがあります。
口座開設だけで成果になりますか
案件によります。申込で成果になるもの、本人確認の完了まで必要なもの、入金や取引まで必要なものがあります。管理画面で確認してください。
審査に落ちた場合は成果になりますか
否認されるのが一般的です。否認条件は案件ごとに設定されているため、提携時に確認してください。
暗号資産の案件も金融系ですか
暗号資産交換業は登録制で、金融庁が専用のページと登録業者の情報を公開しています。扱う場合は登録の確認が必要です。
広告主のレギュレーションとは何ですか
使ってよい表現や必須の注記などを広告主が定めたルールです。金融案件は指定が細かい傾向があるため、提携後に必ず読んでください。
まとめ

金融系アフィリエイトは、紹介先の確認から始まります。金融庁が公開している登録業者の一覧で会社名と登録番号を照合し、無登録業者の警告リストも見てください。どちらも数分で確認でき、単価の高い案件ほど効果があります。
表現では、紹介と助言の線を意識してください。サービスの特徴や手数料を事実として書くのは紹介の範囲ですが、報酬を得て投資判断について助言する形になると投資助言・代理業の登録が必要になります。銘柄や売買タイミングの推奨には踏み込まないのが安全です。
景品表示法上の責任は一義的に広告主にあると消費者庁の報告書は整理していますが、無登録営業は書いた本人の問題です。断定的判断や元本保証をうたう表現は避け、PR表記は冒頭に置いてください。事実と条件を正確に書ける案件を選ぶことが、結果的に長く残る記事につながります。
まだASPに登録していない場合は、扱いたい商材に合わせて選んでください。いずれも登録は無料です。




