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楽天経済圏とSBI経済圏は、どちらも「カード、証券、銀行、ポイントを1つのグループにまとめる」考え方です。楽天は買い物を中心に、SBIは投資を中心に組み立てられています。この記事では、それぞれの公式ページで今の条件を確認し、違いと選び方をまとめました。以前の記事の還元率や連携の説明は古くなっていたため、確認できた内容だけに書き直しています。2026年10月1日時点で押さえたいのは次の点です。
- 楽天経済圏は、楽天市場のSPU(最大18.5倍)が中心。楽天カード、楽天銀行、楽天モバイルなどを使うと、買い物のポイントの倍率が上がる
- SBI経済圏は、SBI証券と三井住友カード、Vポイントの組み合わせが中心。投資信託の積立をカードで決済すると、Vポイントがたまる
- カードでの積立のポイントは、楽天証券は楽天カードの種類とファンドで決まり(通常の楽天カードは0.5%から)、SBI証券は三井住友カードの種類と年間の利用額で決まる
- SBI証券は、国内株式の売買手数料が、条件を満たすと0円
- どちらが得かは、買い物が多いか、投資が多いかで変わる。両方を使い分けることもできる
2つの経済圏の比較
| 項目 | 楽天経済圏 | SBI経済圏 |
|---|---|---|
| 中心になるサービス | 楽天市場、楽天カード | SBI証券、三井住友カード |
| たまるポイント | 楽天ポイント | Vポイント(SBI証券では、ほかのポイントも選べる) |
| 買い物での強み | 楽天市場のSPUで最大18.5倍 | 対象のコンビニ・飲食店で、三井住友カード(NL)のスマホのタッチ決済が合計7% |
| カードの基本の還元 | 楽天カードは1% | 三井住友カード(NL)は0.5% |
| カードでの投信の積立 | 楽天カードの種類とファンドで決まる。通常の楽天カードは0.5%から | 三井住友カードの種類と年間の利用額で決まる |
| 証券の手数料 | 楽天証券の公式ページで確認 | SBI証券は、国内株式の手数料が条件を満たすと0円 |
| スマホ決済 | 楽天ペイ(条件を満たすと最大1.5%) | カードのタッチ決済が中心 |
楽天経済圏の特徴
楽天経済圏の中心は、楽天市場のSPUです。対象のサービスを使うと、その月の楽天市場の買い物のポイントの倍率が上がります。
- 楽天モバイルが+4倍、楽天カードが通常分+1倍と特典分+1倍
- 楽天銀行と楽天カードの組み合わせで、最大+0.5倍
- 楽天証券は、月に合計30,000円以上のポイント投資で、投資信託と米国株式がそれぞれ+0.5倍
- サービスごとに、月の獲得上限がある
楽天証券で、投資信託の積立を楽天カードで決済した場合のポイントは、カードの種類と、ファンドの代行手数料で決まります。公式ページによると、代行手数料が年率0.4%(税込)未満のファンドでは、通常の楽天カードが0.5%、楽天ゴールドカードが0.75%、楽天プレミアムカードが1%です。
くわしい始め方は、こちらの記事にまとめています。
SBI経済圏の特徴
SBI経済圏は、SBI証券を中心に、三井住友カードとVポイントを組み合わせる形が基本です。
- SBI証券 インターネットコースで条件を満たすと、国内株式の売買手数料が現物・信用とも0円。単元未満株(S株)も、売買手数料が無料
- カードでの積立 三井住友カードで投資信託の積立を決済すると、Vポイントがたまる。付与率は、カードの種類と年間のカード利用額で変わる
- 三井住友カード(NL) 年会費は永年無料。通常は0.5%。対象のコンビニや飲食店で、スマホのタッチ決済かモバイルオーダーを使うと、合計7%
カードでの積立の付与率は、見直しが続いています。申し込む前に、三井住友カードの公式ページで、自分が持つカードの条件を確認してください。
銀行との連携は、グループの再編で変わることがあります。以前の記事で紹介していた銀行との組み合わせは、今の条件を確認できなかったため、この記事では扱っていません。証券口座と連携できる銀行と、その特典は、SBI証券の公式サイトで確認してください。
どちらが合うか
| こんな人 | 合うほう |
|---|---|
| 楽天市場でよく買い物をする | 楽天経済圏 |
| 楽天モバイルを使っている、または検討している | 楽天経済圏 |
| 投資を中心に考えていて、手数料を重視する | SBI経済圏 |
| コンビニや飲食店での支払いが多い | SBI経済圏(三井住友カード) |
| すでにどちらかのカードや口座を持っている | 持っているほうから始める |
投資信託や株式の手数料の比べ方は新NISAのおすすめ口座の記事、SBI証券の設定はSBI証券でやらないと損する設定で解説しています。
併用するときの考え方
2つを同時に使うこともできます。
- 買い物は楽天、投資はSBI 楽天市場の買い物は楽天カード、投資はSBI証券、という分け方
- NISAの口座は1社だけ NISAは、同じ年に1つの金融機関でしか使えない。どちらの証券会社で使うかは先に決める
- 管理できる範囲にする 口座とカードが増えると、ポイントの期限や引き落としの管理が難しくなる
カードの条件はクレジットカードの選び方、スマホ決済はスマホ決済の選び方で比べています。
気をつけること
- 条件は変わる SPUの倍率も、カードでの積立の付与率も、これまで何度も見直されてきた
- ポイントのために投資額を増やさない 投資には元本割れのリスクがある
- 年会費と利用額の条件 上位のカードは、年会費や年間の利用額の条件がある。ポイントで元が取れるかを計算する
- ふるさと納税にはポイントが付かない 2025年10月1日から、ポイントを付けるサイトを通じた募集は禁止されている(子育て世帯のふるさと納税を参照)
節約とお金の増やし方の全体像は、こちらの記事にまとめています。
ずんのYouTubeチャンネルでも、お金と投資に関する動画を公開しています。
よくある質問
楽天経済圏とSBI経済圏は、どちらが得ですか
使い方で変わります。楽天市場での買い物が多い人は楽天、投資の手数料やコンビニでの還元を重視する人はSBIが合います。
両方を使うことはできますか
できます。買い物は楽天、投資はSBIという分け方が一例です。ただし、NISAの口座は、同じ年に1つの金融機関でしか使えません。
カードでの積立は、どちらのポイントが多いですか
カードの種類と条件で変わります。楽天証券は、通常の楽天カードで0.5%から(ファンドによる)です。SBI証券は、三井住友カードの種類と年間の利用額で決まるため、公式ページで確認してください。
SBI証券で、楽天ポイントはたまりますか
SBI証券でためるポイントは、口座の設定で選びます。選べるポイントの種類は、SBI証券の公式サイトで確認してください。
途中で経済圏を変えることはできますか
できます。カードや口座は、あとから追加や変更ができます。NISAの金融機関を変えるときは、年単位の手続きになります。
まとめ
- 楽天経済圏は、楽天市場のSPU(最大18.5倍)が中心
- SBI経済圏は、SBI証券と三井住友カード、Vポイントの組み合わせが中心
- 買い物が多い人は楽天、投資やコンビニでの支払いを重視する人はSBIが合う
- 条件はよく変わる。申し込む前に、それぞれの公式ページで確認する
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