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2026年10月から値上がりする商品一覧|メーカー別の新価格とビール・たばこ・ガスの変更点

2026年10月1日から、飲料やお菓子、冷凍食品、乳製品、日用品、加熱式たばこなど、身の回りの商品が相次いで値上がりします。お酒は酒税の改正で、上がるものと下がるものに分かれます。9月も下旬になり、各社の発表と国の認可がほぼ出そろいました。

この記事では、メーカーや国が公表した資料をもとに、2026年10月から値上がりする商品を分野別の一覧にまとめました。改定率だけでなく、新旧の価格が公表されている商品はその金額も載せています。内容は2026年9月27日時点の公開情報に基づいています。


先に結論、10月の値上げの要点

分野ポイント
食品全体帝国データバンクの集計(2026年8月31日公表)で10月は3,033品目の見通し。4割超が酒類・飲料
お酒10月1日の酒税改正で、ビールは減税、発泡酒・新ジャンル・チューハイ等は増税。ビール系の酒税は350mlあたり54.25円にそろう
加熱式たばこプルーム、グロー、アイコスの3社とも財務省の認可済み。1箱20円から40円上がる
飲料・お菓子・冷凍食品キリンビバレッジ、ダイドードリンコ、江崎グリコ、亀田製菓、湖池屋、味の素冷凍食品などが10月1日から改定
日用品・外食・光熱費ライオンの159品、鳥貴族の全品410円、スターバックスの定番商品(10月9日)、東京ガスの料金(11月検針分から)

値上げ率として発表されるのは、メーカーの出荷価格や希望小売価格の改定率です。店頭価格は小売店が決めるため、同じ率で上がるとは限りません。表を見るときは「いつから」「何の価格が」「どれだけ」を分けて確認してください。

値上げ情報を読むときの用語

メーカーの発表では、価格の種類や開始日の数え方がそれぞれ違います。同じ「10月1日から値上げ」でも、店頭の値札が変わる日とは限りません。主な用語は次のとおりです。

用語意味読むときの注意
出荷価格メーカーが卸や小売に販売するときの価格店頭価格の上げ幅とは一致しない
希望小売価格・参考小売価格メーカーが示す店頭価格の目安実際の売価は店が決める
オープン価格メーカーが小売価格を示さない商品「店頭での想定改定率」として発表されることが多い
出荷分・納品分からメーカーが出荷または納品した日から新価格店の在庫が入れ替わってから値札が変わるので、店頭は数日から数週間遅れることがある
生産者価格お酒のメーカーが出荷するときの価格酒税の増減を反映して改定される
規格変更・内容量変更価格を据え置いて内容量を減らすなど実質的な値上げとして集計に含まれることがある

帝国データバンクの集計も、価格を据え置いて内容量を減らす「実質値上げ」を対象に含めています。値札の金額だけでなく、内容量あたりの価格で比べると変化が分かりやすくなります。

10月の食品値上げは3,033品目の見通し

帝国データバンクの「食品主要195社」価格改定動向調査(2026年8月31日公表)によると、主要な食品メーカー195社の10月の値上げは3,033品目の見通しです。同調査のPDFから分野別の内訳を取り出すと次のとおりです。

分野10月の品目数
酒類・飲料1,373品目
調味料820品目
加工食品668品目
菓子127品目
乳製品45品目
パン、原材料0品目
合計3,033品目

酒類・飲料が45.3%を占めます。今年最大だった9月の4,923品目からは1,890品目、38.4%少なくなりますが、単月で3,000品目を超えるのは高い水準です。前年の10月(3,161品目)と比べると128品目、4.0%少ない水準です。11月は8月末時点で659品目が判明しています。

この数字は8月31日時点の見通しで、その後に発表された値上げは含まれていません。帝国データバンクは毎月末ごろに最新の集計を公表しているので、10月分の確定値は次回の公表で確認してください。

値上げが続く理由

同じ調査では、2026年の値上げの要因も集計しています。1つの値上げに複数の要因を挙げる企業があるため、割合を足しても100%にはなりません。

要因2026年(8月末時点)2025年の年間累計
原材料高90.7%96.1%
物流費65.7%78.6%
エネルギー65.1%63.8%
包装・資材63.1%62.7%
人件費51.3%50.3%
中東情勢27.8%集計なし
円安7.5%12.4%

原材料高は依然として最も多いものの、3月以降は低下傾向です。一方、電気代などのエネルギーは上昇傾向に転じ、2026年は中東情勢の悪化による原油やナフサの高騰で、インクや食品フィルム、トレーなど石油由来の資材が値上がりしたことが新しい要因として加わっています。ライオンも10月の改定理由に中東情勢の影響を挙げています。帝国データバンクは、年間の値上げ品目数は前年(2万609品目)を上回る2万品目台になるとみています。

飲料の値上げ一覧

メーカー対象改定率開始
キリンビバレッジペットボトル・缶・ボトル缶・パウチの一部商品希望小売価格を5〜18%10月1日納品分から
ダイドードリンコ一部商品を除く缶・ボトル缶・ペットボトル商品希望小売価格を10〜15%(自販機推奨価格は変更なし)10月1日納品分から
明治辻利お濃い抹茶ラテ、辻利抹茶ラテ、辻利ほうじ茶ラテの3品出荷価格を約16〜21%10月1日出荷分から

キリンビバレッジの内容は価格改定のお知らせ、ダイドードリンコは一部商品の価格改定に関するお知らせ、明治は価格改定のお知らせで確認できます。明治は11月1日出荷分から、きのこの山・たけのこの里などチョコレート・スナック11品も約3〜8%改定します。ダイドードリンコは自動販売機の推奨価格を変えないとしているので、自販機で買う場合と店頭で買う場合とで影響が異なります。


お酒は酒税改正で上がるものと下がるもの

2026年10月1日は、2020年から段階的に進んできた酒税改正の最終段階です。財務省の酒税に関する資料によると、ビール系飲料の税率は1キロリットルあたり155,000円(350ml換算54.25円)に一本化され、チューハイ等の税率は1キロリットルあたり100,000円(同35円)に引き上げられます。

区分9月30日まで10月1日から差消費税込みの理論上の差
ビール63.35円54.25円9.10円の減税10.01円
発泡酒(麦芽比率25%未満)・新ジャンル46.99円54.25円7.26円の増税7.99円
チューハイ等28円35円7円の増税7.70円

1キロリットルあたりでは、ビールが26,000円の減税、発泡酒・新ジャンルが20,750円、チューハイ等が20,000円の増税です。9月30日までの税率は酒税改正の概要の図と酒税の税率表で確認できます。6缶パックに直すと、酒税だけでビールは54.60円下がり、発泡酒・新ジャンルは43.58円、チューハイ等は42円上がる計算です。店頭価格は各店が決めるので、実際の値動きがこの差と同じになるとは限りません。

区分キリンビールアサヒビールサントリー
ビール(減税)キリン一番搾り生ビール、晴れ風などアサヒスーパードライ、アサヒ生ビールなどザ・プレミアム・モルツ、サントリー生ビールなど
発泡酒(増税)淡麗グリーンラベル、淡麗プラチナダブルなどアサヒスタイルフリー<生>など記載なし
新ジャンル(増税)本麒麟、のどごし<生>などクリアアサヒ、アサヒ ザ・リッチなど金麦、ジョッキ生など
RTD(増税)氷結、本搾りなどアサヒGINON、アサヒ贅沢搾りなど-196、こだわり酒場など

各社の発表は、キリンビール、アサヒビール、サントリーのニュースリリースです。サントリーは梅酒などのスピリッツ・リキュールや、発泡性のワインも増税に合わせて改定するとしています。「10月からお酒はすべて値上がり」というわけではなく、ビールは減税で、日本酒やワイン(発泡性でないもの)は今回の改正の対象外です。

加熱式たばこは3社とも認可済み

加熱式たばこは、2026年10月1日からの課税方式の見直しに伴い、小売定価が上がります。財務省の製造たばこの小売定価の認可のページに8月5日以降の変更認可が掲載されており、3社とも認可を受けています。「加熱式たばこの値上げはまだ申請中」という情報は、2026年9月27日時点では古い内容です。

銘柄9月30日まで10月1日から上昇率
プルーム用メビウス(JT)550円590円7.27%
プルーム用エボ(JT)580円620円6.90%
プルーム用キャメル(JT)530円570円7.55%
グロー用ネオ(BAT)530円570円7.55%
グロー用ヴァルト(BAT)580円600円3.45%
グロー用ケント(BAT)520円550円5.77%
グロー用ラッキー・ストライク(BAT)480円500円4.17%
アイコス用テリア(フィリップ モリス)620円640円3.23%
アイコス用センティア(フィリップ モリス)570円590円3.51%
ミックス(フィリップ モリス)560円590円5.36%

JTはプルーム用の全31銘柄を一律40円上げます(JTの発表)。BATジャパンはグロー用の33銘柄で、別紙に銘柄ごとの価格を載せています(BATジャパンの発表)。フィリップ モリス ジャパンはテリア29銘柄、センティア21銘柄、ミックス4銘柄の計54銘柄で、ミックス用リキッドカートリッジも希望小売価格を110円から150円にする予定です(フィリップ モリス ジャパンの発表、別紙)。

1日1箱、月30箱吸う場合、プルーム用メビウスやグロー用ネオは月1,200円、グロー用ケントは月900円、アイコス用テリアは月600円の負担増です。テリアは4月1日にも580円から620円に改定されており、年初の580円から見ると60円、10.34%上がったことになります。

お菓子・冷凍食品・加工食品の値上げ一覧

メーカー主な対象改定率開始
江崎グリコビスコ、プリッツ、コロンなど菓子58品、カレー職人・LEEなど加工食品36品、プッチンプリンなどチルド・飲料31品、パナップなどアイス17品、ベビー用食品22品出荷価格を3〜15%(分野ごとに異なる)10月1日出荷分から順次
亀田製菓亀田の柿の種、ハッピーターン、つまみ種、技のこだ割り、堅ぶつ、うす焼、ハイハインなど42品店頭での想定3〜17%10月1日卸店納品分から
湖池屋カラムーチョ、すっぱムーチョ、スコーン、ポリンキー、ドンタコスなど20品想定5〜8%(オープン価格)10月1日
カルビーmiinoなど。ポテトチップス、堅あげポテト、かっぱえびせん、じゃがビーなどは11月2日納品分から。計75品店頭での想定3〜15%(オープン価格)10月1日納品分から順次
ヤマザキビスケットルヴァンクラッカー2品、エントリー・ラングドシャなどビスケット9品、チップスターなどスナック7品クラッカー5.9%、ビスケット4.5〜13.3%、スナック3.9〜4.7%10月1日出荷分から順次
味の素冷凍食品家庭用冷凍食品出荷価格を5〜8%(規格変更による実質値上げを含む)10月1日納品分から
シマダヤ家庭用商品(業務用は3〜16%)出荷価格を4〜17%10月1日納品分から
アヲハタアヲハタ まるごと果実シリーズ13品参考小売価格を約16%10月1日出荷分から
マルサンアイ豆乳グルト400g、国産大豆の豆乳使用 豆乳グルト400g希望小売価格を約8〜9%10月1日出荷分から

各社の発表は、江崎グリコ(商品一覧)、亀田製菓、湖池屋、カルビー、ヤマザキビスケット、味の素冷凍食品、シマダヤ、アヲハタ、マルサンアイです。江崎グリコは169品が対象で、菓子のうち2品は10月6日、加工食品のうち3品とスポーツサプリメントは11月1日からです。カルビーは10月1日から順次改定しますが、主力のポテトチップスなどは11月2日納品分からで、10月に上がる商品は一部です。

新旧の価格が公表されている例として、アヲハタ まるごと果実いちごは255gが税込523円から606円へ83円(15.87%)、125gが税込300円から348円へ48円上がります。お菓子の多くはオープン価格で、店頭価格は店ごとに違います。

乳製品・育児用品の値上げ一覧

メーカー商品9月30日まで10月1日から
雪印メグミルクぴゅあ(缶)820g2,618円(税別)3,010円(税別、15.0%)
雪印メグミルクぴゅあ(スティック)13g×10508円(税別)559円(税別、10.0%)
雪印メグミルクたっち(缶)830g2,153円(税別)2,226円(税別、3.4%)
雪印メグミルクたっち(スティック)14g×10508円(税別)519円(税別、2.2%)
タカナシ乳業牛乳・飲料、ヨーグルト、クリーム、チーズ、デザートの一部希望小売価格を1.4〜24.4%改定
江崎グリコ1歳からの幼児食、毎日ビテツなどベビー用食品22品出荷価格を4〜5%改定

雪印メグミルクの育児用粉ミルクは価格改定および賞味期限延長のお知らせと詳細資料で公表されています。ぴゅあ(缶)は税別で392円上がる一方、10月1日製造分から4品とも賞味期限が545日から730日に延びます。タカナシ乳業の内容は家庭用商品 価格改定のお知らせで確認できます。

日用品はライオンの159品が対象

ライオンは一部製品の出荷価格改定に関するお知らせで、10月1日出荷分から一般消費者向けの159SKU(品目)の出荷価格を4〜25%上げると発表しています。中東情勢の影響による原材料価格の高騰や、物流費・エネルギーコストの上昇が理由です。

分野主なブランド
ハミガキクリニカ、システマ、NONIO、デントヘルス、デンター
ハブラシクリニカ、システマハグキプラス、NONIO、ビトイーン、ライオンこども
ハンドソープ、シャンプーキレイキレイ、オクト
洗たく用洗剤などNANOX、トップ、エレガード、レインガード、スタイルガード
浴室用洗剤ルックプラス、ルック

SKUは、同じブランドでも容量や香り、詰め替え用かどうかなどを別々に数えた品目の単位です。ライオンの改定は出荷価格の改定で、ドラッグストアやスーパーの売価は各店が決めます。業務用洗浄剤やノベルティは対象や値上げ幅が異なるとしています。ハミガキや洗剤は毎日使う消耗品なので、店頭価格が変わる時期を見ながら、特売や詰め替え用の大容量品を選ぶと負担を抑えやすくなります。

外食は鳥貴族とスターバックスが改定

チェーン内容開始
鳥貴族フード・ドリンクとテイクアウトを税込390円から410円に。トリキ晩餐会は税込3,900円から4,100円に10月1日9時から
スターバックス定番ビバレッジを4〜35円、定番フードの一部を10〜30円(いずれも税込)。定番コーヒー豆とOne More Coffeeも対象10月9日から

鳥貴族は価格改定に関するお知らせで、全店の均一価格を20円(5.13%)上げると発表しました。トリキ晩餐会は200円上がります。スターバックスは2026年10月の価格改定に関してで、10月9日からの改定を発表しています。2杯目を割安に買えるOne More Coffeeの条件はスタバのワンモアコーヒーの条件で解説しています。直前の9月30日にはミスタードーナツも価格を改定しており、新価格はミスド値上げの新価格一覧にまとめています。

光熱費は東京ガスの改定と支援の終了に注意

東京ガスはガス料金の改定で、東京地区等の一般料金と家庭用の選択約款メニューを10月1日に改定し、11月検針分から適用します。発表資料によると、家庭の多くが使う料金表で基本料金が150円上がり、単位料金は1立方メートルあたり0.02円上がります。

項目変更前変更後差
1か月のガス料金5,734円5,884円150円
1年に換算同じ使用量が続くと仮定1,800円

東京ガスの試算は2026年4月検針分の原料価格をもとにしたもので、国の値引きを含んでいません。電気と都市ガスには、これとは別に国の支援があります。経済産業省の電気・ガス料金支援の発表では、支援は2026年7月から9月の使用分が対象で、9月使用分(10月検針分)は低圧電気が1kWhあたり3.5円、都市ガスが1立方メートルあたり14円の値引きです。2026年9月27日時点で、10月使用分はこの支援の対象になっていません。

仮に電気を月260kWh、都市ガスを月30立方メートル使う家庭なら、9月使用分にあった値引きは電気で910円、ガスで420円です。支援は使用した月で区切られるので、「10月1日から電気代が上がる」というより、10月使用分(主に11月の請求)から値引きがなくなると考えるのが正確です。


家計への影響の目安

値上げの影響は、率よりも「毎月いくら増えるか」で見ると判断しやすくなります。この記事の数字から、よく買う量を置いて月あたりの差を計算すると次のとおりです。お酒は酒税の差だけを計算したもので、店頭価格の変化とは一致しません。

項目置いた量月あたりの差
ビール(酒税)6缶パックを月4パック(24缶)218.40円の減税(消費税込みで理論上240.24円)
発泡酒・新ジャンル(酒税)月24缶174.30円の増税(消費税込みで理論上191.73円)
チューハイ等(酒税)月24缶168円の増税(消費税込みで理論上184.80円)
プルーム用メビウス1日1箱、月30箱1,200円
グロー用ケント月30箱900円
アイコス用テリア月30箱600円
東京ガス(標準家庭)月30立方メートル150円(年1,800円)
電気・ガス料金支援の終了電気月260kWh、都市ガス月30立方メートル9月使用分にあった値引き 電気910円、ガス420円

ビール党の人は、10月以降は酒税の分だけ負担が軽くなる可能性があります。一方、発泡酒や新ジャンル、缶チューハイを飲む人は負担が増えます。食品や日用品は1品ごとの値上げ幅が小さくても、品目数が多いため、毎日使う調味料や飲料、洗剤などでは積み重なります。

9月中に確認したいこと

分野確認したいこと
加熱式たばこ9月30日までは現行の定価。買い置きする場合も使い切れる量にする
発泡酒・新ジャンル・チューハイ酒税が上がるので、いつも飲む量の範囲で9月中に買うか判断する
ビール酒税は下がる。10月以降の店頭価格を見てから買う選択肢もある
日用品・粉ミルク保管場所と使用期限の範囲で、必要な分だけ前倒しする
定期購入・送料宅配食などは10月から送料が変わるサービスもある。定期便の契約内容を確認する
光熱費11月の請求から支援の値引きがなくなる。使用量の多い家庭ほど影響が大きい

買い置きは、保存期間や置き場所を考えずに増やすと、かえって無駄になります。値上げ幅が数%の商品なら、特売日や容量の大きい商品を選ぶほうが負担を減らせる場合もあります。宅配食の送料改定についてはワタミの宅食ダイレクトの10月の送料改定で解説しています。10月には値上げ以外の制度変更もあり、ふるさと納税の変更点はふるさと納税の10月の変更と9月中にやることにまとめています。光回線やスマホのプラン、LINE公式アカウントなど、通信や事業者向けサービスの10月の料金改定は2026年10月の値上げ一覧(食品・日用品・ガス・通信料金)で整理しています。

11月以降に予定されている値上げ

10月の発表の中には、11月以降に改定される商品も含まれています。10月だけで判断せず、続く改定の日付も確認しておくと、買い物の計画を立てやすくなります。

メーカー対象開始
明治きのこの山、たけのこの里、ガルボ、カールなどチョコレート・スナック11品(出荷価格約3〜8%)11月1日出荷分から
カルビーポテトチップス、堅あげポテト、かっぱえびせん、サッポロポテト、じゃがビーなど11月2日納品分から
江崎グリコパワープロダクションなどスポーツサプリメント(価格改定と内容量変更)、加工食品の一部3品11月1日から
食品全体帝国データバンクの集計で8月末時点に判明している11月の値上げ659品目

よくある誤解

よくある受け止め確認できる事実
10月からお酒はすべて値上がりビールは減税。増税は発泡酒・新ジャンル・チューハイ等など
加熱式たばこの値上げはまだ申請中JT、BAT、フィリップ モリスの3社とも8月中に財務省の認可を受けている
値上げ率がそのまま店頭価格の上げ幅発表の多くは出荷価格や希望小売価格の改定率で、店頭価格は各店が決める
10月1日から電気代が上がる国の値引きの対象は9月使用分まで。料金の変化は10月使用分(主に11月の請求)から表れる
10月の値上げは3,033品目で確定8月31日時点の見通しで、その後の発表で増える可能性がある
カルビーのポテトチップスも10月1日から上がるポテトチップスなど多くの商品は11月2日納品分から


よくある質問

2026年10月は何品目が値上がりしますか

帝国データバンクの2026年8月31日時点の集計では、主要食品メーカー195社で3,033品目の見通しです。最も多いのは酒類・飲料の1,373品目で、調味料が820品目、加工食品が668品目と続きます。

10月1日にビールは安くなりますか

酒税は350mlあたり63.35円から54.25円に下がり、9.10円の減税です。メーカーは生産者価格を改定しますが、店頭価格は小売店が決めるため、どれだけ下がるかは店によって違います。

発泡酒や新ジャンルはいくら上がりますか

酒税は350mlあたり46.99円から54.25円になり、7.26円の増税です。消費税を含めると理論上は約7.99円です。本麒麟、金麦、クリアアサヒなどが対象です。

日本酒やワインも値上がりしますか

日本酒や発泡性でないワインなどの醸造酒類は、2023年10月に税率が1キロリットルあたり100,000円に一本化されており、2026年10月の改正では変わりません。ただし、サントリーは発泡性のワインを増税に合わせて改定するとしています。

値上げは10月1日にすぐ店頭に反映されますか

多くの発表は「出荷分から」「納品分から」で、メーカーが新価格で出荷する日を指します。店に残っている旧価格の在庫が売れてから値札が変わるため、店頭の反映は店や商品によって数日から数週間遅れることがあります。

缶チューハイも値上がりしますか

チューハイ等の酒税は350mlあたり28円から35円に上がります。キリンの氷結、アサヒの贅沢搾り、サントリーの-196などRTDの生産者価格が改定されます。

加熱式たばこの値上げは確定していますか

確定しています。財務省が8月5日以降に変更認可を出しており、JT、BATジャパン、フィリップ モリス ジャパンが10月1日の改定を発表しています。

アイコスのテリアはいくらになりますか

620円から640円になります。4月1日にも580円から620円に上がっており、今年2回目の値上げです。センティアは570円から590円、ミックスは560円から590円です。

プルームやグローはいくら上がりますか

プルーム用は全31銘柄が40円上がり、メビウスは590円、エボは620円、キャメルは570円になります。グロー用はネオが570円、ヴァルトが600円、ケントが550円、ラッキー・ストライクが500円です。

ペットボトル飲料は10月に上がりますか

キリンビバレッジが一部のペットボトル・缶などを5〜18%、ダイドードリンコが缶・ペットボトル商品を10〜15%改定します。いずれも希望小売価格の改定率で、ダイドードリンコは自販機の推奨価格を変えないとしています。

お菓子は何が値上がりしますか

江崎グリコのビスコやプリッツ、亀田製菓の柿の種やハッピーターン、湖池屋のカラムーチョやスコーン、ヤマザキビスケットのチップスターなどが10月から改定されます。カルビーのポテトチップスは11月2日納品分からです。

粉ミルクも値上がりしますか

雪印メグミルクの育児用粉ミルク4品が10月1日から改定されます。ぴゅあ(缶)820gは税別2,618円から3,010円になります。あわせて賞味期限が545日から730日に延びます。

日用品は何が上がりますか

ライオンが10月1日出荷分から159品の出荷価格を4〜25%上げます。クリニカやシステマのハミガキ、キレイキレイ、NANOX、トップ、ルックなどが対象です。

鳥貴族はいくらになりますか

10月1日9時から、フード・ドリンクとテイクアウトが税込390円から410円になります。トリキ晩餐会は税込3,900円から4,100円です。

スタバはいつ値上げしますか

10月9日からです。定番ビバレッジが4〜35円、定番フードの一部が10〜30円上がり、定番コーヒー豆とOne More Coffeeも対象です。

ガス代や電気代はどうなりますか

東京ガスは11月検針分から新料金で、標準家庭(月30立方メートル)で月150円上がる試算です。国の電気・ガス料金支援は9月使用分までが対象で、2026年9月27日時点では10月使用分の値引きは予定されていません。

値上げ前に買いだめしたほうがいいですか

使い切れる量と保存期間の範囲なら前倒しで買う選択肢はありますが、無理に買いだめする必要はありません。値上げ幅が数%の商品は、特売や容量の大きい商品を選ぶほうが負担を抑えられる場合もあります。


まとめ

2026年10月は、帝国データバンクの8月末時点の集計で3,033品目の食品が値上がりする見通しです。酒類・飲料が4割超を占め、キリンビバレッジやダイドードリンコの飲料、江崎グリコや亀田製菓、湖池屋のお菓子、味の素冷凍食品の冷凍食品、雪印メグミルクの粉ミルク、ライオンの日用品などが10月1日から改定されます。

お酒は酒税改正で、ビールが350mlあたり9.10円の減税、発泡酒・新ジャンルが7.26円、チューハイ等が7円の増税です。加熱式たばこは3社とも認可済みで、1箱20円から40円上がります。外食では鳥貴族が10月1日、スターバックスが10月9日に価格を改定し、光熱費は東京ガスの改定と国の支援の終了が11月の請求に表れます。

値上げ率の多くは出荷価格や希望小売価格の改定率で、実際の店頭価格は店によって違います。10月分の食品の値上げ品目数は、帝国データバンクの次回の公表で更新される予定です。

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