
2026年9月下旬、Threadsで「自分が興味を持っているとThreadsに判断されたトピックを確認し、調整できる新機能が出た」という話題が広がっています。あわせて「これからは何の発信者として認識されているかがリーチを左右する」といった説明も見かけます。
この記事では、MetaとInstagramの公式発表、Threads公式アカウントの投稿、MetaのTransparency Centerの資料を確認し、話題の機能が何なのか、日本で使えるのか、発信する側に何が変わるのかを整理しました。報道でしか確認できない情報は、媒体名を添えて区別しています。内容は2026年9月28日時点で公開されている情報に基づいています。
先に結論、5つの疑問への答え
| 疑問 | 答え | 根拠 |
|---|---|---|
| 話題の機能は何か | 2026年6月16日に発表された「Your Algo」。見たいトピックを増やす、または減らすよう非公開で伝え、効果の期間を1日、3日、7日から選ぶ。2月に始まった「Dear Algo」と同じハブで管理できる | Metaニュースルーム(2026年6月16日) |
| 興味があると判断されたトピックの一覧を見られるのか | 一覧を見せる仕組みを公式に説明しているのはInstagramの「あなたのアルゴリズム」。ThreadsのYour Algoの発表文には、推定した興味の一覧を表示するという説明はない | Instagram公式ブログ、Metaニュースルーム |
| 日本で使えるのか | Your Algoの提供国は米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランドの5か国。日本での提供開始を伝える発表は確認できません | Metaニュースルーム、Meta日本法人のニュースルーム |
| 9月下旬に新しい公式発表があったのか | Metaのニュースルーム(英語版と日本語版)とThreads公式アカウントの公開投稿を確認した範囲では、この機能に関する9月の発表はない。9月に日本向けに発表されたThreadsの機能はペアレンタルコントロール | Metaニュースルーム、Threads公式アカウント |
| 発信者の評価のされ方が変わったのか | Metaは「発信者の専門性を重視するようにした」とは発表していない。おすすめは、見る人ごとに「いいね!」や返信、閲覧時間などの可能性を予測して並べると説明されている | Meta Transparency Center |
要するに、「興味のあるトピックを見て調整する」という仕組みは、Metaが2025年12月からInstagramで段階的に広げてきたものです。Threadsでは、トピックを非公開で指定するYour Algoが英語圏の5か国で先に提供されています。アプリのテストや段階的な提供で画面が先に変わることはあり得ますが、2026年9月28日時点で日本での提供開始を伝える発表は確認できません。
「興味のあるトピック」を扱う3つの機能

話題になっている機能は、名前の似た3つが混ざって語られがちです。ThreadsのDear AlgoとYour Algo、InstagramのYour Algorithm(日本語の公式ブログでは「あなたのアルゴリズム」)の違いを表にしました。
| 項目 | Dear Algo(Threads) | Your Algo(Threads) | あなたのアルゴリズム(Instagram) |
|---|---|---|---|
| 開始日 | 2026年2月11日 | 2026年6月16日 | 2025年12月10日(リールから) |
| 使い方 | 公開の投稿の冒頭に「Dear algo」と書き、増やしたい、または減らしたい内容を続ける | 増やしたい、または減らしたいトピックを非公開で指定する | 推定された興味の概要を見て、トピックを追加したり減らしたりする |
| 他の人から見えるか | 公開プロフィールなら誰でも、非公開プロフィールならフォロワーだけが見られる | 本人だけ | 自分の画面で確認する。希望すればストーリーズでシェアできる |
| 効果の期間 | 3日間 | 1日、3日、7日から選ぶ | 期間の定めは説明されていない |
| 推定された興味の一覧 | 説明なし | 発表文に説明なし | 画面上部に概要を表示 |
| 提供範囲 | 米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国(Threads公式アカウントの表記)。英語のみ | 米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランド | 全世界で英語 |
「システムが推定した興味のトピックを見て、自分で調整できる」という説明に一番近いのは、Instagramの機能です。Threadsの2つの機能は、どちらも利用者が「これを増やしたい、減らしたい」と伝える側の仕組みとして発表されています。Dear Algoの詳しい使い方は、Dear Algoの仕組みを解説した記事でも紹介しています。
公式発表の時系列
| 日付 | できごと | 発表元 |
|---|---|---|
| 2023年12月8日 | Threadsの投稿にトピックをタグ付けする機能を導入。1つの投稿に付けられるトピックは1つ | Meta日本法人 |
| 2025年3月7日 | ThreadsフィードのAIシステムの説明ページを更新(現在の版) | Meta Transparency Center |
| 2025年4月24日 | プロフィールに最大10個のトピックを載せる機能のテストと、投稿時のトピックの提案を発表 | Metaニュースルーム |
| 2025年10月 | Threadsのコミュニティを発表。参加したコミュニティはプロフィールに表示される | Metaニュースルーム |
| 2025年12月10日 | Instagramがリールで「あなたのアルゴリズム」を開始。米国から始め、英語で世界へ広げると説明 | Instagram公式ブログ |
| 2026年2月11日 | ThreadsがDear Algoを開始 | Metaニュースルーム、Threads公式アカウント |
| 2026年4月15日 | 「あなたのアルゴリズム」が発見タブにも対応 | Instagram公式ブログ |
| 2026年6月10日 | 「あなたのアルゴリズム」がフィードを含むInstagram全体に対応 | Instagram公式ブログ |
| 2026年6月16日 | ThreadsがYour Algoを発表。コミュニティの正式版と、日本語などのコミュニティタグも発表 | Metaニュースルーム |
| 2026年7月1日 | Facebook Japanが説明会で、Dear Algoなどの日本導入を検討していると説明 | ケータイ Watchの報道 |
| 2026年9月16日 | Threadsのペアレンタルコントロールを日本で開始 | Meta日本法人 |
| 2026年9月23日 | Threads公式アカウントが、共感したDear Algoの投稿をリポストしてフィードを調整できると案内(日本時間) | Threads公式アカウント |
日付の間隔を数えると、Instagramはリールで始めてからフィードに広げるまでに182日かけています。ThreadsはDear AlgoからYour Algoまでが125日で、Your Algoの発表から2026年9月28日までは104日、Dear Algoの開始からは229日がたっています。日本での導入を検討していると報じられた7月1日の説明会からは89日です。いずれも、国や言語を順番に広げる進め方で、発表のたびに提供範囲が明記されてきました。
ThreadsのYour Algoでできること
Metaは2026年6月16日、Threadsの月間アクティブ利用者が5億人に達したと発表し、あわせてYour Algoを紹介しました。発表文ではYour Algoを、フィードに表示される会話を非公開でコントロールできる個人設定と説明しています。
- 見たいトピックを増やす、または減らすようThreadsに伝えられる
- リクエストの有効期間を1日、3日、7日から選べる
- リクエストは本人だけが見られる
- Dear AlgoとYour Algoを1つのハブでまとめて管理できる
- 提供は米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランドで、発表当日から順次
発表文には、ハブが設定画面のどこにあるかまでは書かれていません。提供国のアプリで表示される画面の案内に従うのが確実です。期間の選び方のイメージを、2026年9月28日に設定した場合の目安で示します。期限の正確な時刻は公式に示されていないため、日付は目安です。
| 期間 | 効果が続く目安 | 使い方の例 |
|---|---|---|
| 1日 | 9月29日ごろまで | 試合やイベントの当日だけ、関連する話題を増やす |
| 3日 | 10月1日ごろまで | 週末の旅行の前に、行き先の話題を増やす |
| 7日 | 10月5日ごろまで | まだ見ていないドラマの話題を1週間減らす |
期間を延ばす方法は発表文に書かれていません。期間が過ぎたら、あらためて設定し直すと考えておくのが安全です。
Dear Algoの仕組みと、提供国の表記の違い
Dear Algoは、公開の投稿で「Dear algo」と呼びかけ、見たい内容や減らしたい内容を書く機能です。Threads公式アカウントが2026年2月11日に投稿した説明をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書き方 | 投稿の冒頭に「Dear algo」とタグ付けし、続けて希望を書く |
| 効果の期間 | 投稿してから3日間、フィードが調整される。2026年9月28日に投稿すれば10月1日ごろまでが目安 |
| 知らせ | フィードが更新されると通知が届き、リクエストの影響を受けたおすすめにはラベルが付く |
| リポスト | 共感したDear Algoの投稿をリポストすると、自分のフィードも同じように調整される |
| 言語 | 当面は英語のみで、ほかの言語は今後 |
| 見える範囲 | 公開プロフィールなら誰でも、非公開プロフィールならフォロワーだけがリクエストを見られる |
| 報告 | コミュニティ規定に反するDear Algoの投稿は、ほかの投稿と同じように報告できる |
提供国の書き方には違いがあります。Metaニュースルームの記事は米国、ニュージーランド、オーストラリア、英国の4か国を挙げていますが、同じ日のThreads公式アカウントの投稿はカナダを含む5か国と書いています。6月のYour Algoはカナダを含む5か国で、7月のFacebook Japanの説明会でも5か国と説明されたとケータイ Watchが伝えています。Threads公式アカウントは2026年9月23日(日本時間)にも、共感したDear Algoの投稿をリポストしてフィードを調整できると案内しており、機能は提供国で続いています。
なお、Dear Algoは公開の投稿として残ります。提供国以外で「Dear algo」と書いても、フィードが調整されるという公式の案内はありません。公開プロフィールなら誰でも読める投稿になる点にも注意してください。
推定された興味を一覧で見られるのはInstagramの機能

「あなたが興味を持っていると判断したトピックを確認して調整できる」という説明を公式に使っているのは、Instagramです。Instagram公式ブログによると、「あなたのアルゴリズム」では、あなたが最も高い関心を持っているとInstagramが判断したトピックの概要を画面上部で確認でき、表示を増やしたい、または減らしたいトピックを入力すると、おすすめに反映されます。
| 日付 | 対象 | 加わったこと |
|---|---|---|
| 2025年12月10日 | リール | 主な興味の概要を見る、トピックを入力して調整する、ストーリーズでシェアする。米国から開始 |
| 2026年4月15日 | 発見 | リールと発見が1つの仕組みになり、どちらで変えても両方に反映。発見ではトピックのカプセル型ラベルから興味を追加、削除できる |
| 2026年6月10日 | フィードを含むInstagram全体 | 興味のトピックをもとにおすすめされた投稿に「From Running」のようなラベルが付き、そこから設定を見直せる |
画面は、リールか発見の右上にある、ハート付きの2本線のアイコンから開きます。設定とアクティビティのコンテンツ設定からも開けると案内されています。提供範囲は全世界で英語とされており、日本語表示での提供は案内されていません。
Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は、2026年6月10日(米国時間)の投稿で、大規模言語モデルを使えば、似たコンテンツのまとまりを人が読める言葉で説明できるようになったと書いています。これが、システムが推定した興味を利用者に見せ、利用者が希望を伝える仕組みの土台だという説明です。今後はトピックだけでなく、人や雰囲気、コンテンツの種類などでも希望を伝えられるよう開発しているとも書いています。
Threadsでも同じ方向の機能が増えていますが、ThreadsのYour Algoの発表文には、推定した興味の一覧を表示するという説明はありません。一覧を見せる仕組みを公式に説明しているのはInstagramです。そのため「Threadsが興味の一覧を見せるようになった」とは、公式発表からは言えません。Instagramのおすすめの仕組みは、フォロー外のストーリーズがおすすめされる理由を解説した記事でも扱っています。
日本では使える?2026年9月28日時点の提供状況
| 機能 | 日本での状況 | 根拠 |
|---|---|---|
| Dear Algo | 提供開始の発表なし。2026年7月1日の説明会で導入を検討していると説明された(報道) | Metaニュースルーム、ケータイ Watch |
| Your Algo | 提供開始の発表なし。提供国は5か国 | Metaニュースルーム |
| あなたのアルゴリズム(Instagram) | 全世界で英語と案内。日本語表示での提供は案内されていない | Instagram公式ブログ |
| コミュニティ | 2026年6月16日、日本、韓国、台湾で母語のコミュニティタグを始めると発表 | Metaニュースルーム |
| フォロー中、非表示にする、ミュート | 使える。一部の人は使えない場合があると注記されている | Meta Transparency Center |
| ペアレンタルコントロール | 2026年9月16日から日本で提供 | Meta日本法人 |
ケータイ Watchの報道によると、Facebook Japanは2026年7月1日の説明会で、日本の利用時間が前年比130%増(約2.3倍)になったと説明し、Dear Algoとライブチャットの日本導入を検討していると述べました。Meta AIとの連携も計画されているとしています。ただし、これは検討や計画の段階の説明で、提供開始の時期は示されていません。
この記事の作成にあたり、Metaニュースルームの英語版と日本語版の9月の記事一覧、Threads公式アカウントのログインせずに見られる投稿を確認しました。9月にThreadsについて日本向けに発表されたのはペアレンタルコントロールで、フィードやトピックの調整機能には触れていません。つまり、2026年9月28日時点で日本での提供開始を伝える発表は確認できません。アプリに新しい画面が出た場合は、その画面の案内を確かめたうえで使ってください。表示されない場合に、設定で出すための公式の方法は案内されていません。
日本で今すぐ使えるフィードの調整方法
Your AlgoやDear Algoがなくても、日本のThreadsで使える調整方法はあります。MetaのTransparency Centerは、Threadsフィードの表示内容をカスタマイズする方法として次の機能を挙げています。
| 方法 | 操作 | 公式の説明 |
|---|---|---|
| フォロー中 | ホーム画面でThreadsのロゴを押し、「フォロー中」を選ぶ | フォローしているアカウントの投稿だけが新しい順に表示され、おすすめは表示されなくなる |
| 非表示にする | 投稿の3点メニューから「非表示にする」を選ぶ | その投稿がフィードに表示されなくなり、似たコンテンツも表示されにくくなる |
| ミュート | 見たくない人のアカウントをミュートする | その人のコンテンツが表示されなくなる |
| フォローをやめる | アカウントのフォローを外す | そのアカウントの特定のコンテンツが表示されないようにできる |
| 報告 | 違反やスパム、虚偽の情報と考えられる投稿を報告する | 報告されたコンテンツに似たものの表示を減らすようにする |
| シェア | チャットやストーリーズ、ほかのアプリに送る | 表示内容をカスタマイズする方法の1つとして挙げられている |
このほか、Metaは2025年4月24日の発表で、自分で作ったカスタムフィードをアプリを開いたときに最初に表示するなど、フィードの並び順を変えられるようにしたと説明しています。2025年10月に始まったコミュニティに参加すれば、特定の話題の会話にも入りやすくなります。いずれも、推定された興味を直接書き換える機能ではありませんが、見たくない投稿を減らしたり、見たい話題に寄せたりすることはできます。
Threadsのおすすめはどう決まるのか、公式の説明
MetaのTransparency Centerにある「Instagram ThreadsフィードのAIシステム」(2025年3月7日更新)によると、フィードはフォローしているアカウントの投稿とおすすめの投稿で構成され、次の3つの段階で並べられます。
- インベントリーを取得する。品質や保全性のルールに沿った公開コンテンツの一部と、フォローしているアカウントのすべての投稿を集める
- シグナルを活用する。似たアカウントやコンテンツに対する過去の行動や、利用者の興味・関心などを考慮する
- ランク付けする。利用者に高い価値をもたらすと予測したコンテンツを上位に表示する
予測の対象として挙げられているのは、次の10項目です。表現は一部言い換えています。
| 番号 | 予測の対象 |
|---|---|
| 1 | 利用者が投稿に「いいね!」する可能性 |
| 2 | 利用者が投稿に反応せずにスクロールして飛ばす可能性 |
| 3 | 利用者が投稿したアカウントのプロフィールをクリックしてから、別の投稿をクリックする可能性 |
| 4 | 利用者が投稿をクリックしてから、別の投稿をクリックする可能性 |
| 5 | 利用者が投稿への返信を作成する可能性 |
| 6 | 利用者が投稿をクリックする可能性 |
| 7 | 利用者が投稿したアカウントのプロフィールをクリックする可能性 |
| 8 | 利用者が投稿をクリックしてから、その投稿に「いいね!」する可能性 |
| 9 | 利用者が投稿のパーマリンクページの閲覧に費やした時間 |
| 10 | 利用者が投稿の閲覧に費やした時間 |
それぞれの予測には、期間の違うシグナルが使われています。同じページに書かれている期間の例を並べると、直近の行動から数か月の傾向までを組み合わせていることが分かります。
| 期間 | シグナルの例 |
|---|---|
| 過去15分間 | 閲覧者が「いいね!」したメディアのID(最大100件) |
| 過去1時間、6時間 | 投稿への返信や「いいね!」など、投稿から派生した反応 |
| 過去1日間 | タップした投稿の数、メディアの閲覧に費やした時間 |
| 過去1週間 | フィードでの閲覧時間や「いいね!」した投稿の数、返信として作った投稿の数 |
| 過去28日間、1か月間 | プロフィールがタップされた回数、返信の閲覧時間 |
| 過去84日間 | 閲覧者がフィードに費やした時間 |
ここで大事なのは、予測の対象がどれも「見る人の行動」だという点です。シグナルには「利用者の興味・関心」も含まれるとされているので、見る人の興味と投稿の内容が合っているかは判断材料になり得ます。ただし、発信テーマの一貫性や発信者の専門性そのものを評価項目として挙げた記述はありません。ThreadsとXのおすすめの違いは、ThreadsとXのアルゴリズムを比べた記事で扱っています。
発信者への影響、公式に言えることと言えないこと
新機能の話題とあわせて、発信のしかたについてもさまざまな説明が出回っています。公式情報で確かめられるかどうかを表にしました。
| よく聞く説明 | 公式情報で確認できること | 判定 |
|---|---|---|
| 日本でも新機能が使えるようになった | Your Algoの提供国は5か国。日本での提供開始を伝える発表は確認できません | 確認できない |
| Threadsが興味の一覧を見せるようになった | 一覧を見せる仕組みを公式に説明しているのはInstagram。Your Algoの発表文に一覧の説明はない | Threadsについては確認できない |
| Threadsが発信者の専門性をさらに重視するようになった | Metaの発表にそうした説明はありません。おすすめは見る人の行動の予測で並べると説明されている | 公式の説明なし |
| 投稿テーマがぶれるとリーチが下がる | 公式にそうした基準は示されていません。予測の10項目は見る人の反応に関するもの | 断定できない |
| トピックを付けると閲覧されやすい | Metaは社内データで、トピックを付けた投稿は付けない投稿より一般に閲覧数が多いと説明している | 公式の説明あり |
| 返信のやりとりが大事 | 返信を作成する可能性が予測の1つ。Facebook Japanは、インプレッションの50%以上を返信が占め、日本ではその傾向がさらに強いと説明した(報道) | 公式の説明あり |
一方で、見る人が「この話題を減らしたい」とYour AlgoやDear Algoで伝えると、その期間はその人のフィードで関連する投稿が出にくくなると考えられます。機能の目的がそこにあるからです。ただし、発信者の閲覧数にどの程度影響したかというデータは、Metaから公表されていません。日本ではまだ提供が発表されていないので、現時点で日本の発信者に直接の影響が出ているとも言えません。
発信する人が今できること
公式に確認できる情報の範囲で、発信する側が今からできることをまとめました。どれも閲覧数を保証するものではありませんが、見る人に投稿の内容を伝えやすくする方法です。
| やること | 公式の根拠 | 注意点 |
|---|---|---|
| 投稿の内容に合うトピックを付ける | トピックを付けた投稿は一般に閲覧数が多い(Metaの社内データ、2025年4月24日の発表) | 1つの投稿に付けられるトピックは1つ。内容と関係ない話題のトピックは付けない |
| プロフィールに興味のあるトピックを載せる | 最大10個まで載せられる機能のテストを2025年4月24日に発表 | テストのため、表示されない人もいる |
| 関連するコミュニティに参加する | 2025年10月に開始、2026年6月16日に日本語のコミュニティタグを発表 | 参加は公開で、プロフィールに表示される |
| 返信で会話を続ける | 返信を作成する可能性が予測の1つ | 返信の数だけを増やす目的の投稿は避ける |
| インサイトで見つけられた場所を確かめる | 2025年7月22日、7日から90日の推移と、投稿が見つけられた場所を表示できるようにした | 数字の変化は期間を区切って比べる |
投稿時には、以前の投稿に関連するトピックや話題のトピックが提案されるとMetaは説明しています。提案されたトピックが投稿の内容と合っているかを確かめてから付けると、見る人とのずれを減らせます。インサイトの見方はThreadsのインサイト機能を解説した記事、日々の点検項目はスレッズ運用のチェックリストにまとめています。
「何の発信者か」を伝えることについて、公式に言えるのはここまでです。見る人が興味のあるトピックを自分で選ぶ仕組みが広がるほど、投稿がどの話題のものかがはっきりしていることは不利になりにくいと考えられます。ただし、それはMetaが「専門性を評価する」と発表したからではなく、トピックの付け方や見る人の反応がおすすめの判断材料になると説明されているからです。
「新機能で伸びなくなる」と不安をあおる勧誘には注意
新機能が話題になると、「今すぐ対策しないと伸びなくなる」として、SNS運用の講座や個別相談に誘う発信が増えることがあります。申し込む前に、次の点を確かめてください。
| 確認すること | 見る場所 |
|---|---|
| 新機能の説明が公式発表と合っているか | Metaのニュースルーム、Instagram公式ブログ、Threads公式アカウント |
| 日本で提供されている機能か | 発表文の提供国や言語の記載 |
| 料金、支払い方法、返金の条件 | 申込画面、契約書、特定商取引法に基づく表記 |
| 成果を保証する表現がないか | 勧誘の文面、説明会の資料 |
SNS運用の指導やコンサルの契約でどんな点が問題になるのかは、SNSコンサルと法律の境界を解説した記事とSNSスクールの契約前チェックの記事で整理しています。
よくある質問

ThreadsのYour Algoはどこから開けますか
Metaの発表文には、Dear AlgoとYour Algoを1つのハブでまとめて管理できるとだけ書かれていて、設定画面の場所までは説明されていません。提供国(米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランド)のアプリに表示される案内に従ってください。
日本でDear Algoと投稿するとどうなりますか
日本は提供国に入っておらず、Dear Algoは英語のみです。書いてもフィードが調整されるという公式の案内はありません。公開プロフィールなら、その投稿は誰でも読めます。
Your Algoで設定した内容は他の人に見えますか
見えません。Metaは、リクエストを見られるのは本人だけだと説明しています。公開の投稿で伝えるDear Algoとの大きな違いです。
Dear Algoのリクエストは何日有効ですか
投稿してから3日間です。Your Algoは1日、3日、7日から選べます。期間を延ばす方法は発表文にないため、期間が過ぎたら設定し直すと考えておくのが安全です。
Instagramのあなたのアルゴリズムは日本で使えますか
Instagram公式ブログは、全世界で英語で利用できると案内しています。日本語表示での提供は案内されていません。リールか発見の右上にある、ハート付きの2本線のアイコンが入口です。
Threadsで自分の興味と判断されたトピックの一覧は見られますか
一覧を見せる仕組みを公式に説明しているのはInstagramの「あなたのアルゴリズム」です。ThreadsのYour Algoの発表文には、推定した興味の一覧を表示するという説明はありません。
見たくない話題を減らすには、日本では何ができますか
投稿の3点メニューの「非表示にする」、アカウントのミュート、フォローをやめる、報告が使えます。「非表示にする」は、その投稿だけでなく似たコンテンツも表示されにくくなると説明されています。
おすすめを一切見ない方法はありますか
ホーム画面でThreadsのロゴを押し、「フォロー中」を選ぶと、フォローしているアカウントの投稿だけが新しい順に表示され、おすすめは表示されなくなります。
投稿にトピックはいくつ付けられますか
1つです。2023年12月の発表で、ハッシュタグと違って1つの投稿に付けられるトピックは1つだけで、スペースや一部の特殊文字も使えると説明されています。
トピックを付ければ必ず閲覧数が増えますか
保証はありません。Metaが公表したのは、社内データでトピックを付けた投稿は一般に閲覧数が多いという傾向です。投稿の内容に合うトピックを付けることが前提になります。
ジャンルを1つに絞らないと、おすすめに出なくなりますか
公式にそうした基準は示されていません。Transparency Centerで説明されている予測の10項目は、見る人が「いいね!」や返信をするか、どれだけ閲覧するかなど、見る人の反応に関するものです。
日本で使えるようになるのはいつですか
発表されていません。ケータイ Watchは、Facebook Japanが2026年7月1日の説明会でDear Algoの日本導入を検討していると述べたと伝えていますが、時期は示されていません。
新機能が日本で始まったか確かめる方法はありますか
アプリを最新版にしたうえで、Metaのニュースルーム(英語版と日本語版)とThreads公式アカウントを確認するのが確実です。発表文には提供国や言語が明記されてきました。
10代のアカウントでは設定に違いがありますか
2026年9月16日から、日本でもThreadsのペアレンタルコントロールが使えるようになりました。Meta日本法人は、13〜15歳の利用者がデフォルトの設定を緩和するには、保護者の承認が必要になると説明しています。
まとめ

- 話題の機能は、2026年6月16日に発表されたThreadsのYour Algo。見たいトピックを増やす、減らすよう非公開で伝え、期間を1日、3日、7日から選ぶ
- Your Algoの提供国は米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランドの5か国。2026年9月28日時点で日本での提供開始を伝える発表は確認できません
- 推定された興味の一覧を見て調整する仕組みを公式に説明しているのは、Instagramの「あなたのアルゴリズム」で、提供は全世界で英語
- 日本では、フォロー中、非表示にする、ミュート、報告、カスタムフィードの並び順などでフィードを調整できる
- Metaは発信者の専門性を評価するとは発表していない。おすすめは見る人の反応の予測で並べられ、トピックを付けた投稿は一般に閲覧数が多いと説明されている
日本での提供が発表されたときは、提供範囲と使い方を確認してこの記事を更新します。
参考にした資料
公式発表と公式の説明
- Metaニュースルーム New Features to Celebrate 500 Million Monthly Users on Threads(2026年6月16日)
- Metaニュースルーム Control Your Threads Feed With New Dear Algo Feature(2026年2月11日)
- Threads公式アカウント Dear algoの提供開始の案内(2026年2月11日)
- Threads公式アカウント Dear algoの投稿をリポストして調整する案内(2026年9月23日、日本時間)
- Instagram公式ブログ アルゴリズムを確認してコントロールするための新機能のご紹介(日本語版)
- Instagram公式ブログ Introducing a new way to see and control your algorithm(2026年6月10日の更新を含む英語版)
- アダム・モッセーリ氏のThreadsの投稿(2026年6月10日、米国時間)
- Meta Transparency Center Instagram ThreadsフィードのAIシステム(2025年3月7日更新)
- Metaニュースルーム New Threads Features for a More Personalized Experience That You Control(2025年4月24日公開、同年7月22日などに更新)
- Meta日本法人 Threadsの投稿にトピックをタグ付けする機能を導入、キーワード検索は日本語でも利用可能に(2023年12月8日)
- Metaニュースルーム Introducing Threads Communities(2025年10月)
- Meta日本法人 Threadsにもペアレンタルコントロールを導入、10代の体験を保護者が見守りやすく(2026年9月16日)
- Metaニュースルーム(英語版)
- Metaニュースルーム(日本語版)
日本での提供予定の報道




