Meta One(メタワン)は、Instagram、Facebook、WhatsApp、Meta AIで、追加の機能やAIの利用枠を使えるMetaの有料サブスクリプションです。Metaが2026年9月15日(米国時間)に発表し、日本でも提供が始まりました。料金とプランの中身を、Metaの公式発表とヘルプセンターで確認し直しました。2026年10月9日時点で押さえたいのは次の点です。
- 日本の料金(税込)は、アプリごとの単体プランが月額239円から、個人向けのバンドルがCore 月額949円とPremium 月額2,900円、クリエイター・ビジネス向けのバンドルが月額2,000円から
- Instagram、Facebook、WhatsApp、Meta AIの基本的な機能は、これまでどおり無料で使える
- 登録はiPhoneまたはAndroidのアプリから行う。支払いはApp StoreかGoogle Playで処理される
- 認証バッジは、クリエイター・ビジネス向けのEssential以上のプランで申請できる。すでにMeta認証に登録している人に変更はない
- この記事は2026年7月に、テスト段階の情報をもとに公開した。当時書いていた「Meta One Plus」というプラン名、ドル建ての料金、「日本での提供時期は未定」という説明は、9月の正式な発表に合わせて書き直した。公式に確認できない内容(クラウドストレージ、広告なしなど)が描かれていた図も外した
Instagramの追加機能だけを使いたい方は、単体プランを解説したInstagram Plusの記事をご覧ください。この記事は、Meta One全体の料金とプランの選び方をまとめた記事です。
下の動画は2026年7月に公開したものです。料金とプランの名前は、この記事の表が最新の内容です。
Meta Oneとは
| 項目 | 内容(2026年10月9日時点) |
|---|---|
| 提供 | Meta |
| 対象のアプリ | Instagram、Facebook、WhatsApp、Meta AI |
| 発表 | 2026年9月15日(米国時間)。日本向けの発表は9月16日 |
| プランの種類 | アプリごとの単体プラン、個人向けのバンドル、クリエイター・ビジネス向けのバンドル |
| 登録の方法 | iPhoneまたはAndroidのアプリから |
| 無料で使える範囲 | 各アプリとMeta AIの基本的な機能は、これまでどおり無料 |
Metaは日本向けの発表で、サブスクリプションで提供するのは、すべての利用者に無料で提供することが難しい高度な専門ツールやAIの拡張利用枠だと説明しています。50以上の機能を用意していて、サブスクリプションとトライアルの登録数はすでに1,500万件を超えたとのことです。
2026年に先に始まっていたInstagram Plus、Facebook Plus、WhatsApp Plusは、Meta Oneの中の「アプリごとの単体プラン」という位置づけになりました。これに、Meta AIの利用枠を組み合わせたバンドルプランが加わった形です。
今後は、動画編集アプリのEditsやAIグラスにも機能を広げる予定とされています。Editsの保存容量とAIクレジットが増える「Edits Plus」というプランも、近日中に提供すると発表されています。
Meta Oneの料金プラン(日本)
金額はすべて税込で、Metaの日本向けの発表に書かれているものです。
アプリごとの単体プラン
| プラン | 月額と主な内容 |
|---|---|
| Instagram Plus | 319円 ストーリーズの追加機能、スーパーハート、プロフィールのカスタマイズなど |
| Facebook Plus | 319円 カスタムアプリアイコン、スーパーハートなど |
| WhatsApp Plus | 239円 限定のテーマやアイコン、特別なエフェクト付きのスタンプ、チャットのピン留めの上限を増やす |
1つのアプリの追加機能だけがほしい人向けのプランです。Instagram Plusの機能はInstagram Plusの記事で1つずつ紹介しています。
個人向けのバンドル(CoreとPremium)
| プラン | 月額と内容 |
|---|---|
| Core | 949円 Instagram Plus、Facebook Plus、WhatsApp Plusの機能を含む。Meta AIで生成できる画像や動画の数が増え、ボイスエフェクトやクリエイティブツールの利用枠も広がる |
| Premium | 2,900円 Coreのすべての機能に加えて、Meta AIやMetaの各アプリで最も多くのコンテンツを制作できる |
Metaは、CoreとPremiumを、MetaのAI機能をさらに自由に使って制作したい人に向けたプランだと説明しています。Meta AIの日常的な利用は、今後も無料です。
Coreの内容として挙げられているInstagramストーリーズの「Restyle」は、日本では現時点で未対応と発表に書かれています。また、MetaヘルプセンターのCoreプランの説明によると、Coreに登録できるのは個人用のアカウントで、FacebookページやInstagramのビジネスアカウントでは登録できません。
クリエイター・ビジネス向けのバンドル
| プラン | 月額と主な内容 |
|---|---|
| Essential | 2,000円から 認証バッジとなりすまし防止(本人確認が必要)、Instagramの自己紹介に置けるリンクページ(最大20件) |
| Advanced | 5,200円から Instagramの投稿とリール動画に付けられるリンク(それぞれ月に最大4件)、ストーリーズの予約投稿(最長30日先)、アカウントへのアクセスの共有(最大4人)、競合インサイト |
| Expert | 15,800円から リンクがそれぞれ月に最大8件、アクセスの共有が最大8人、サポート担当者とのチャットが月5回 |
| Max | 52,000円から リンクがそれぞれ月に最大12件、アクセスの共有が最大30人、6か月ごとのアドバイザーとの電話相談 |
上のプランは、下のプランの特典をすべて含みます。Essential以上のプランには、Instagram Plus、Facebook Plus、WhatsApp Plusの特典も含まれています。各プランの細かい内容はMetaヘルプセンターの「Meta Oneプランについて」で確認できます。
料金についての注意
Metaは、プランの内容、特典、価格、提供状況は、国や地域、アプリ、アカウントの種類によって異なる場合があるとしています。Meta Oneの公式ページは料金をドルで表示していて(Coreは月額7.99ドル)、クリエイター・ビジネス向けのプランは「プロフィール1件につき」の料金です。自分のアカウントでの金額は、アプリの登録画面で確認してください。
目的別のプランの選び方
| 目的 | 合うプラン |
|---|---|
| Instagramの追加機能だけ使いたい | Instagram Plus(月額319円) |
| 3つのアプリの追加機能を使いたい | 単体プランを3つ、またはCore |
| Meta AIで画像や動画をたくさん作りたい | Core。足りなければPremium |
| 認証バッジがほしい | Essential以上 |
| 投稿やリール動画にリンクを付けたい | Advanced以上 |
| チームでアカウントを運用したい | Advanced(4人まで)、Expert(8人まで)、Max(30人まで) |
発表された日本の価格で計算すると、単体プランを3つ合わせた金額は319円+319円+239円=877円で、Coreの949円より72円安くなります。Metaのヘルプは、Coreは個別に登録するよりお得な料金設定だと説明していますが、日本の価格に当てはめるとこの計算になります。Coreを選ぶ意味があるのは、AIで画像や動画を多く作りたい人です。
Instagramで使えるMeta AIの機能はInstagram・Threads・FacebookのMeta AI機能のまとめで紹介しています。
Meta OneとMeta認証の違い
Meta認証(Meta Verified)との関係は、Meta Oneの公式ページの「よくある質問」で次のように説明されています。
| 疑問 | 公式の説明 |
|---|---|
| 何が違うのか | Meta OneはMeta認証をベースに、各アプリでより多くの特典を提供する。Meta認証は、認証バッジやなりすまし対策など、主に本人確認に重点を置いている |
| Meta認証は廃止されるのか | すでに登録している人に変更はない。切り替えが可能になったら知らせる |
| 認証バッジは取得できるのか | Essential、Advanced、Expert、Maxの各プランに、認証バッジとなりすまし対策を申請するオプションが含まれる。利用資格を満たしている必要がある |
認証バッジは、名前の横に表示される青いチェックマークです。Metaヘルプセンターの認証バッジの説明によると、Meta Oneへの登録そのものに本人確認は必要ありませんが、認証バッジとなりすまし対策は、登録したプロフィールで本人確認が完了してから使えるようになります。サブスクリプションを解約すると、認証バッジは削除されることがあります。
個人向けのCoreとPremium、アプリごとの単体プランの特典には、認証バッジは挙げられていません。
登録と解約で知っておくこと
| 項目 | Metaヘルプセンターの説明 |
|---|---|
| 登録する場所 | iPhoneまたはAndroidのアプリ。ウェブからの登録は準備中 |
| 支払い | App StoreまたはGoogle Playのアプリ内購入 |
| 更新 | 解約しない限り、請求期間の終わりに自動で更新 |
| 解約した後 | いまの請求サイクルが終わるまで特典を使える |
| 返金 | 解約しても返金はない(法律で義務付けられている場合を除く) |
| 注意 | ログアウトやアプリの削除では解約にならない |
登録方法のヘルプによると、Meta AI、Facebook、Instagramなどのアプリから登録できます。プランが選択肢として表示されない場合は、まだ自分のアカウントでは利用できない可能性があります。
初めて登録するときは、無料や割引のプロモーションが表示されることがあります。プロモーションが終わるまでに解約しなかった場合は、月額料金で自動的に更新されます。
解約は、登録に使ったのと同じ端末の種類とアカウントで行います。アプリの中からも、App StoreやGoogle Playの設定からも手続きできます。くわしい注意点は解約のヘルプにあります。
よくある質問
Meta Oneは日本で使えますか?
使えます。Metaは2026年9月16日の日本向けの発表で、各プランの日本での料金を示しています。ただし、提供は順次広がっていて、アカウントによってはプランがまだ表示されないことがあります。
Meta Oneに入らないと、InstagramやFacebookは使えなくなりますか?
なりません。Metaは、各アプリの基本的な機能はこれまでどおり無料で使えると説明しています。Meta Oneは、追加の機能を使いたい人が選ぶプランです。Instagramの無料の範囲はインスタ有料化のうわさを整理した記事にまとめています。
Meta AIは有料になりましたか?
なっていません。Meta AIは無料で使えます。CoreやPremiumなどのプランでは、画像や動画の生成といったAI機能を、より多く使えるようになります。
Meta Oneに入ると広告は消えますか?
Meta Oneの公式ページとヘルプセンターのプランの説明に、広告を表示しなくする特典は載っていません。
Meta認証はなくなりますか?
公式ページの説明では、すでにMeta認証に登録している人に変更はなく、切り替えが可能になったら知らせるとされています。これから認証バッジを取得したい場合は、Meta OneのEssential以上のプランで申請できます。
CoreとInstagram Plusは、どちらを選べばよいですか?
Instagramの追加機能だけが目的なら、月額319円のInstagram Plusで足ります。Meta AIで画像や動画を多く作りたい人は、AIの利用枠が増えるCoreが候補になります。
1回の登録で、InstagramとFacebookとWhatsAppのすべてで使えますか?
プランとアカウントの種類によって異なります。公式ページによると、アカウントにリンクされているすべてのプロフィールで使える特典もあれば、登録した特定のプロフィールだけに適用される特典もあります。
パソコンから登録できますか?
Metaのヘルプは、登録できるのはiPhoneまたはAndroidのアプリからで、ウェブからの登録は準備中だと案内しています。
クリエイターの「サブスクリプション」とは違うものですか?
違います。クリエイターのサブスクリプションは、フォロワーがクリエイターに月額料金を払って限定コンテンツを見る仕組みです。Meta Oneは、利用者がMetaに料金を払って追加の機能を使うプランです。クリエイター側の仕組みはInstagramの収益化の条件をまとめた記事で解説しています。
まとめ
Meta Oneは、アプリごとの単体プラン(月額239円から)、個人向けのCoreとPremium、クリエイター・ビジネス向けのEssentialからMaxまでをまとめた、Metaのサブスクリプションです。基本的な機能は無料のままで、登録するかどうかは自分で選べます。
Instagramの追加機能だけならInstagram Plus、AIの生成を多く使うならCore、認証バッジやリンクが必要ならEssential以上、という順に考えると選びやすくなります。プランの内容と金額は変わることがあるので、登録の前にアプリの登録画面で確認してください。




