Instagram、Threads、FacebookのAI機能は、MetaのAIアシスタント「Meta AI」を中心に広がっています。日本では2025年11月25日から段階的に提供が始まりました。この記事では、Metaの公式発表をもとに、日本で使える機能、まだ使えない機能、SNS運用での使いどころを整理しました。使いたいアプリごとに、提供状況と公開範囲を確認しましょう。先に押さえたいのは次の点です。
- Meta AIは日本で提供中(2025年11月25日から段階的に開始)。Instagram、Facebook、Messenger、WhatsAppの中と、meta.aiで使える
- Threadsでは、DMでMeta AIと1対1で話せる(2026年7月)。投稿やコメントで@meta.aiにメンションして質問する機能は、日本では2026年9月4日から
- Instagramでは、リール動画の音声を別の言語に翻訳して吹き替えるAI翻訳が日本語に対応(2026年7月)
- Instagramの「Restyle」、ストーリーズ向けの新しいAIエフェクト、WhatsAppのDMでの画像生成は、日本では未対応
- Meta AIの日常的な利用は無料。生成できる数を増やす有料プラン「Meta One」が2026年9月に始まった
日本で使える機能と未対応の機能
| アプリ | 機能 | 日本での状況 | 発表 |
|---|---|---|---|
| Instagram、Facebook、Messenger、WhatsApp | Meta AI(AIアシスタント) | 提供中(段階的に開始) | 2025年11月25日 |
| Threads | 「話題のトピック」のAIによる要約 | 提供中 | 2026年3月 |
| リール動画のAI翻訳(吹き替え、リップシンク) | 日本語に対応 | 2026年7月15日 | |
| Threads | DMでMeta AIと対話 | 提供中(モバイルアプリのみ) | 2026年7月28日 |
| Threads | 投稿やコメントで@meta.aiにメンションして質問 | 提供中 | 2026年9月4日 |
| Meta AIアプリ、meta.ai | 画像生成モデル「Muse Image」 | 利用できる | 2026年7月 |
| ストーリーズ向けの新しいAIエフェクト | 未提供 | 2026年7月 | |
| Restyle(スタイルの変更) | 未対応 | 2026年9月 | |
| DMの中でのMeta AIによる画像生成 | 未提供 | 2026年7月 |
機能は段階的に提供されるため、同じ日本のアカウントでも、表示される時期が違うことがあります。
Meta AIとは
Meta AIは、Metaのアプリの中で使えるAIアシスタントです。Metaの発表によると、次の方法で使えます。
- アプリの中に表示されるMeta AIのアイコンをタップする
- グループチャットで「@Meta AI」と入力して、友達と一緒に使う
- ウェブサイトのmeta.aiで使う
公式発表が挙げている使い方は、おすすめやアドバイス、日常の質問への回答、グループチャットでのやり取り、画像の作成やアニメーション化などです。Metaは、世界で毎月10億人以上がMeta AIを使っていると説明しています。
Meta AIそのものの説明はMeta AIとは何か?でも紹介しています。
InstagramのAI機能
リール動画のAI翻訳
リール動画の音声を、Meta AIで別の言語に翻訳し、吹き替える機能です。2026年7月15日の発表で、日本語を含む5つの言語が追加されました。
- クリエイターの声の質やトーンを再現して翻訳する
- 口の動きを翻訳後の音声に合わせるリップシンクを選べる
- 翻訳されたリール動画には「AIで翻訳」と表示される
- Instagramの公開アカウントなら無料で使える
設定の方法は次のとおりです。
- リール動画を投稿する前に、「リール動画を翻訳」をオンにする(見つからないときは「その他のオプション」から)
- 「翻訳設定」で、リップシンクのオン・オフと、翻訳する言語を選ぶ
- 「翻訳を承認」をオンにすると、翻訳を確認してから投稿できる
投稿したあとで翻訳をオフにすると、同じ動画では翻訳をオンに戻せません。対応している言語は、英語、スペイン語、ヒンディー語、ポルトガル語、ベンガル語、タミル語、テルグ語、マラーティー語、カンナダ語、日本語、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語です。
日本では未対応の機能
Metaの発表では、Instagramの「Restyle」と、画像生成モデル「Muse Image」を使ったストーリーズ向けの新しいAIエフェクトについて、日本では現時点で未対応と書かれています。海外の情報で紹介されている機能が、日本のアプリで見つからないことがあるのはこのためです。
おすすめの仕組みもAI
フィードやリールに何が表示されるかも、AIの仕組みで決まっています。くわしくはInstagramのアルゴリズムを公式の説明で整理【2026年版】をご覧ください。
ThreadsのAI機能
DMでMeta AIと話す
2026年7月の発表で、ThreadsのDMでMeta AIと1対1で話せるようになりました。
- DMの画面でMeta AI(@meta.ai)を検索して選ぶ
- 投稿の右上の「・・・」から「Meta AIに聞く」を選ぶか、紙飛行機のアイコンからDMでMeta AIに共有して質問する
- やり取りは本人にしか見えない
- モバイルアプリのみで、ウェブ版には対応していない
フィードで@meta.aiにメンションする
投稿やコメントで@meta.aiにメンションして質問すると、Meta AIが返信として答えます。日本では2026年9月4日から使えるようになりました。
- 使えるのは公開アカウントのみ
- 自分の投稿や返信、Meta AIの返信はだれでも見られる
- 見たくないときは、@meta.aiのアカウントをミュートするか、返信の「・・・」から「興味がない」を選ぶ
DMは本人だけに見え、メンションはだれでも見られます。質問の内容によって使い分けてください。
話題のトピックの要約
検索画面の「話題のトピック」に、AIが作った要約が表示されます。話題になっている投稿をもとにAIが生成するもので、なぜ注目されているかを短く確認できます。
Threadsの新機能はThreadsの新機能まとめ【2026年版】にまとめています。
Facebook・Messenger・WhatsAppのAI機能
FacebookとMessengerでも、Meta AIのアイコンから同じアシスタントを使えます。グループチャットでは「@Meta AI」と入力して呼び出します。
パーソナルAIエージェント「Muse」は、2026年10月23日から日本で提供が始まりました。Metaの日本向け発表では、iOS、Android、muse.aiが案内され、Instagramなどとの連携も紹介されています。多くの基本機能は無料で、有料プランもあります。音声モードやアバターなど追加機能の日本提供は、サービス本体と分けて確認してください。出典:Metaの日本提供開始の発表。
有料プラン「Meta One」
Metaは2026年9月、サブスクリプション「Meta One」を発表しました。発表によると、Meta AIの日常的な利用はこれまでどおり無料で、有料プランは、AIの利用枠を増やしたい人や、専門的な機能を使いたい人向けです。
| プラン | 月額(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| Instagram Plus | 319円 | Instagramの追加機能 |
| Core | 949円 | Meta AIで生成できる画像や動画の数が増える。各アプリの単体プランの機能を含む |
| Premium | 2,900円 | Coreの機能に加え、Meta AIや各アプリで最も多く制作できる |
| Essential(ビジネス・クリエイター向け) | 2,000円から | 認証バッジ、なりすまし対策、Meta Business Agentの利用枠の拡大など |
内容と価格は、国やアカウントの種類で違う場合があります。登録の画面で確認してください。
SNS運用での使いどころ
- 海外に届けたいリール動画 AI翻訳をオンにして、ほかの言語の利用者にも見てもらう。翻訳の内容は「翻訳を承認」で確認する
- Threadsの話題の確認 話題のトピックの要約で、流れを短時間でつかむ
- 投稿のアイデア出し Meta AIに案を出してもらい、自分の言葉に直す
- 画像の下書き Meta AIで作った画像を、そのまま使わずに素材として検討する
AIが作った文章や画像は、誤りや権利の問題がないかを確認してから使ってください。Instagramの運用の全体像はInstagramの始め方と伸ばし方、Threadsでの収益化はThreadsアフィリエイトの始め方で解説しています。
気をつけること
- 公開の場でのやり取り Threadsで@meta.aiにメンションした内容と、Meta AIの返信はだれでも見られる
- 10代の利用 Metaは、保護者が10代のMeta AIの利用状況(質問したトピック)を確認できる機能を、2026年4月から一部の国で始めた
- 提供状況の違い 海外で発表された機能が、日本で使えるとは限らない
- 広告であることの表示 AIで作った投稿でも、商品やサービスを紹介して報酬を得るときは、広告であることを明記する
よくある質問
Meta AIは日本で使えますか
使えます。Metaは2025年11月25日から、日本で段階的に提供を始めました。アプリの中のMeta AIのアイコンか、meta.aiから使えます。
Meta AIは無料ですか
Metaは、Meta AIの日常的な利用は無料のままと説明しています。生成できる数を増やしたい場合は、有料の「Meta One」のプランがあります。
リール動画のAI翻訳はだれでも使えますか
Metaの発表では、Instagramのすべての公開アカウントで無料で使えます。
Threadsで@meta.aiに質問すると、ほかの人に見えますか
見えます。メンションでの質問と返信は公開されます。ほかの人に見せたくない質問は、DMで聞いてください。
海外で紹介されている機能が見つかりません
日本では未対応の機能があります。Instagramの「Restyle」や、ストーリーズ向けの新しいAIエフェクトは、発表の時点で日本では未対応です。
まとめ
- Meta AIは、日本で2025年11月25日から段階的に提供されている
- Instagramはリール動画のAI翻訳、ThreadsはDMとメンションでのMeta AI、話題のトピックの要約が使える
- Restyleなど、日本では未対応の機能がある
- 日常的な利用は無料。利用枠を増やす有料プラン「Meta One」がある
出典はMeta Meta AIを日本で段階的に提供開始、Meta Instagram、リール動画のAI翻訳に日本語が対応、Meta Threads、Meta AIとDMで対話できる機能をローンチ、Meta Threads、「話題のトピック」にAIによる要約を導入、Meta 「Muse Image」登場、Meta 新たなサブスクリプション「Meta One」の提供を開始、Meta Muse登場です。




