※本記事はプロモーションが含まれています。
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、どの年代が多く使っているのでしょうか。運営管理機関連絡協議会の「確定拠出年金統計資料(2025年3月末)」と総務省の人口推計で確認すると、次のとおりです。
- 加入者の年代別の割合は50歳代が36.4%で最多、次いで40歳代32.6%、30歳代20.1%
- 人口に対する加入率は40歳代・50歳代が約7.2%、30歳代5.5%、20歳代は1.4%
- 60歳以上の加入者は2025年3月末に21.6万人(6.0%)。65歳まで加入できるようになった2022年から増えている
- 2026年12月からは60〜69歳の一定の人も加入できるようになる
加入者の総数は国民年金基金連合会の資料で2026年7月末に403.7万人です(2026年9月29日時点で確認)。平均掛金はiDeCoの平均掛金はいくら?、NISAの年代別の利用率は新NISAの年代別利用率で紹介しています。
iDeCo加入者の年代別の割合
| 年代 | 2021年3月末 | 2025年3月末 | 加入者数(2025年3月末) |
|---|---|---|---|
| 20歳代 | 6.2% | 4.9% | 17.7万人 |
| 30歳代 | 22.4% | 20.1% | 73.0万人 |
| 40歳代 | 38.1% | 32.6% | 118.1万人 |
| 50歳代 | 33.2% | 36.4% | 132.1万人 |
| 60歳以上 | 0.0% | 6.0% | 21.6万人 |
| 合計 | 362.6万人 |
4年間で最も多い年代が40歳代から50歳代に入れ替わりました。加入している人がそのまま年齢を重ねていることに加え、2022年5月から60〜64歳の人も条件を満たせば加入できるようになったため、60歳以上が増えています。
年代別の加入率(人口に対する割合)
2025年3月末の加入者数を、総務省の人口推計(2024年10月1日現在)の人口で割りました。
| 年代 | 加入者数 | 人口 | 加入率 |
|---|---|---|---|
| 20歳代 | 17.7万人 | 1,278万人 | 1.4% |
| 30歳代 | 73.0万人 | 1,327万人 | 5.5% |
| 40歳代 | 118.1万人 | 1,638万人 | 7.2% |
| 50歳代 | 132.1万人 | 1,828万人 | 7.2% |
| 60〜64歳 | 21.6万人 | 757万人 | 2.9% |
| 20〜64歳の合計 | 362.6万人 | 6,828万人 | 5.3% |
20〜64歳でiDeCoに加入しているのは約19人に1人です。NISAの口座を持っている人の割合(18歳以上の26.4%)と比べると、まだ少ない制度です。60歳まで引き出せないことが、若い世代が加入をためらう理由の1つと考えられます。
60歳以上の加入者は、ほぼ60〜64歳の国民年金の任意加入者や会社員と考えられるため、60〜64歳の人口で割っています。人口と加入者数の時点がずれているので、加入率は目安として見てください。
年代別の1人あたり資産額
加入者と運用指図者(掛金の拠出をやめて運用だけ続けている人)の1人あたりの資産額です。
| 年代 | 1人あたり資産額(2025年3月末) | 2021年3月末 |
|---|---|---|
| 20歳代 | 35万円 | 23万円 |
| 30歳代 | 83万円 | 53万円 |
| 40歳代 | 128万円 | 85万円 |
| 50歳代 | 192万円 | 161万円 |
| 60歳代 | 338万円 | 352万円 |
| 70歳以上 | 486万円 | 373万円 |
積み立てた期間が長く、掛金も多い年代ほど資産が大きくなります。iDeCo全体の資産の75.9%は投資信託などで、最も多いのは外国株式型(39.4%)です。
加入者の区分(2026年7月末)
| 区分 | 主な対象 | 加入者数 |
|---|---|---|
| 第1号 | 自営業・フリーランスなど | 41.5万人 |
| 第2号 | 会社員・公務員 | 345.3万人 |
| 第3号 | 会社員・公務員に扶養されている配偶者 | 15.5万人 |
| 第4号 | 60〜64歳の国民年金の任意加入者など | 1.4万人 |
| 合計 | 403.7万人 |
加入者の85.5%は会社員・公務員です。2026年4〜7月の新規加入者は15.4万人で、前年同期の132.9%に増えました。
2026年12月の改正で年代別にどう変わる?
厚生労働省の案内では、次の改正が2026年12月1日に施行されます。
| 年代 | 変わること |
|---|---|
| 20〜50歳代の会社員(企業年金なし) | 掛金の上限が月2.3万円から6.2万円に |
| 会社員(企業年金あり) | 会社の掛金などとあわせて月6.2万円まで |
| 自営業など | 国民年金基金などとあわせて月6.8万円から7.5万円に |
| 60〜69歳の一定の人 | 新しい第5号加入者として加入できる(iDeCoの加入者・運用指図者だった人など) |
70歳まで加入できるのは全員ではなく、iDeCoや企業年金とのつながりなどの条件があります。老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付金を受け取り始めた人は加入できません。条件の詳細と節税額の試算はiDeCoは年収いくらから得?で解説しています。
年代別のiDeCoの考え方
| 年代 | 考え方の例 |
|---|---|
| 20歳代 | 60歳まで引き出せないため、生活防衛資金とNISAを優先してから少額で始める |
| 30歳代 | 教育費や住宅費と重なる時期。NISAと分けて、老後専用の分だけiDeCoにする |
| 40・50歳代 | 所得税の税率が上がる人も多く、掛金の所得控除の効果が大きい。受け取り方(一時金・年金)と退職金の時期もあわせて考える |
| 60歳代 | 60歳以後に初めて加入すると、原則として加入から5年たつまで受け取れない |
NISAとの使い分けは新NISAとiDeCoはどちらから始めるべきかで説明しています。
iDeCoの仕組みを動画で確認
運営者のYouTubeでは、iDeCoで老後に備える仕組みを解説しています。
NISAもあわせて使う人へ
iDeCoで老後資金、NISAでそれ以外の資金を準備する人も多くいます。NISAで米国株も買うなら、moomoo証券は公式ヘルプで「NISA口座での取引手数料は無料」と案内しています(外国株の取引では為替手数料が別にかかります)。
よくある質問
iDeCoは何歳代が多く加入していますか
2025年3月末の加入者のうち、50歳代が36.4%で最も多く、40歳代32.6%、30歳代20.1%が続きます。
20代のiDeCo加入率はどれくらいですか
20歳代の加入者は17.7万人で、人口の約1.4%です。NISAの口座を持っている20歳代(26.4%)と比べると少なくなっています。
40代・50代のiDeCo加入率はどれくらいですか
40歳代と50歳代はどちらも人口の約7.2%です。年代別では最も高い水準です。
60歳を過ぎてもiDeCoに加入できますか
今は、国民年金の任意加入者や会社員(厚生年金の加入者)などは65歳まで加入できます。2026年12月からは、60〜69歳のうちiDeCoの加入者・運用指図者だった人など一定の人も加入できるようになります。
iDeCoの加入者は全部で何人ですか
国民年金基金連合会の資料では、2026年7月末の加入者は403.7万人です。2024年3月末の328.5万人から2年あまりで約75万人増えました。
年代別の資産額はどれくらいですか
2025年3月末の1人あたりの資産額は、30歳代83万円、40歳代128万円、50歳代192万円、60歳代338万円です(加入者と運用指図者の平均)。
まとめ
- iDeCoの加入者は50歳代(36.4%)と40歳代(32.6%)で約7割を占める
- 人口に対する加入率は40・50歳代で約7.2%、20歳代は1.4%
- 加入者は2026年7月末に403.7万人。2026年12月から掛金の上限と加入できる年齢が広がる
- 60歳まで引き出せないため、年代ごとにNISAとの役割分担を決める
NISAの平均投資額は新NISAの平均投資額はいくら?で紹介しています。




