金融

iDeCoの年代別加入者数と加入率【2026年最新】50代が36%で最多、40・50代の加入率は約7%

2025年2月13日

※本記事はプロモーションが含まれています。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、どの年代が多く使っているのでしょうか。運営管理機関連絡協議会の「確定拠出年金統計資料(2025年3月末)」と総務省の人口推計で確認すると、次のとおりです。

  • 加入者の年代別の割合は50歳代が36.4%で最多、次いで40歳代32.6%、30歳代20.1%
  • 人口に対する加入率は40歳代・50歳代が約7.2%、30歳代5.5%、20歳代は1.4%
  • 60歳以上の加入者は2025年3月末に21.6万人(6.0%)。65歳まで加入できるようになった2022年から増えている
  • 2026年12月からは60〜69歳の一定の人も加入できるようになる

加入者の総数は国民年金基金連合会の資料で2026年7月末に403.7万人です(2026年9月29日時点で確認)。平均掛金はiDeCoの平均掛金はいくら?、NISAの年代別の利用率は新NISAの年代別利用率で紹介しています。


iDeCo加入者の年代別の割合

年代2021年3月末2025年3月末加入者数(2025年3月末)
20歳代6.2%4.9%17.7万人
30歳代22.4%20.1%73.0万人
40歳代38.1%32.6%118.1万人
50歳代33.2%36.4%132.1万人
60歳以上0.0%6.0%21.6万人
合計362.6万人

4年間で最も多い年代が40歳代から50歳代に入れ替わりました。加入している人がそのまま年齢を重ねていることに加え、2022年5月から60〜64歳の人も条件を満たせば加入できるようになったため、60歳以上が増えています。

年代別の加入率(人口に対する割合)

2025年3月末の加入者数を、総務省の人口推計(2024年10月1日現在)の人口で割りました。

年代加入者数人口加入率
20歳代17.7万人1,278万人1.4%
30歳代73.0万人1,327万人5.5%
40歳代118.1万人1,638万人7.2%
50歳代132.1万人1,828万人7.2%
60〜64歳21.6万人757万人2.9%
20〜64歳の合計362.6万人6,828万人5.3%

20〜64歳でiDeCoに加入しているのは約19人に1人です。NISAの口座を持っている人の割合(18歳以上の26.4%)と比べると、まだ少ない制度です。60歳まで引き出せないことが、若い世代が加入をためらう理由の1つと考えられます。

60歳以上の加入者は、ほぼ60〜64歳の国民年金の任意加入者や会社員と考えられるため、60〜64歳の人口で割っています。人口と加入者数の時点がずれているので、加入率は目安として見てください。

年代別の1人あたり資産額

加入者と運用指図者(掛金の拠出をやめて運用だけ続けている人)の1人あたりの資産額です。

年代1人あたり資産額(2025年3月末)2021年3月末
20歳代35万円23万円
30歳代83万円53万円
40歳代128万円85万円
50歳代192万円161万円
60歳代338万円352万円
70歳以上486万円373万円

積み立てた期間が長く、掛金も多い年代ほど資産が大きくなります。iDeCo全体の資産の75.9%は投資信託などで、最も多いのは外国株式型(39.4%)です。

加入者の区分(2026年7月末)

区分主な対象加入者数
第1号自営業・フリーランスなど41.5万人
第2号会社員・公務員345.3万人
第3号会社員・公務員に扶養されている配偶者15.5万人
第4号60〜64歳の国民年金の任意加入者など1.4万人
合計403.7万人

加入者の85.5%は会社員・公務員です。2026年4〜7月の新規加入者は15.4万人で、前年同期の132.9%に増えました。

2026年12月の改正で年代別にどう変わる?

厚生労働省の案内では、次の改正が2026年12月1日に施行されます。

年代変わること
20〜50歳代の会社員(企業年金なし)掛金の上限が月2.3万円から6.2万円に
会社員(企業年金あり)会社の掛金などとあわせて月6.2万円まで
自営業など国民年金基金などとあわせて月6.8万円から7.5万円に
60〜69歳の一定の人新しい第5号加入者として加入できる(iDeCoの加入者・運用指図者だった人など)

70歳まで加入できるのは全員ではなく、iDeCoや企業年金とのつながりなどの条件があります。老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付金を受け取り始めた人は加入できません。条件の詳細と節税額の試算はiDeCoは年収いくらから得?で解説しています。

年代別のiDeCoの考え方

年代考え方の例
20歳代60歳まで引き出せないため、生活防衛資金とNISAを優先してから少額で始める
30歳代教育費や住宅費と重なる時期。NISAと分けて、老後専用の分だけiDeCoにする
40・50歳代所得税の税率が上がる人も多く、掛金の所得控除の効果が大きい。受け取り方(一時金・年金)と退職金の時期もあわせて考える
60歳代60歳以後に初めて加入すると、原則として加入から5年たつまで受け取れない

NISAとの使い分けは新NISAとiDeCoはどちらから始めるべきかで説明しています。

iDeCoの仕組みを動画で確認

運営者のYouTubeでは、iDeCoで老後に備える仕組みを解説しています。

NISAもあわせて使う人へ

iDeCoで老後資金、NISAでそれ以外の資金を準備する人も多くいます。NISAで米国株も買うなら、moomoo証券は公式ヘルプで「NISA口座での取引手数料は無料」と案内しています(外国株の取引では為替手数料が別にかかります)。

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よくある質問

iDeCoは何歳代が多く加入していますか

2025年3月末の加入者のうち、50歳代が36.4%で最も多く、40歳代32.6%、30歳代20.1%が続きます。

20代のiDeCo加入率はどれくらいですか

20歳代の加入者は17.7万人で、人口の約1.4%です。NISAの口座を持っている20歳代(26.4%)と比べると少なくなっています。

40代・50代のiDeCo加入率はどれくらいですか

40歳代と50歳代はどちらも人口の約7.2%です。年代別では最も高い水準です。

60歳を過ぎてもiDeCoに加入できますか

今は、国民年金の任意加入者や会社員(厚生年金の加入者)などは65歳まで加入できます。2026年12月からは、60〜69歳のうちiDeCoの加入者・運用指図者だった人など一定の人も加入できるようになります。

iDeCoの加入者は全部で何人ですか

国民年金基金連合会の資料では、2026年7月末の加入者は403.7万人です。2024年3月末の328.5万人から2年あまりで約75万人増えました。

年代別の資産額はどれくらいですか

2025年3月末の1人あたりの資産額は、30歳代83万円、40歳代128万円、50歳代192万円、60歳代338万円です(加入者と運用指図者の平均)。


まとめ

  • iDeCoの加入者は50歳代(36.4%)と40歳代(32.6%)で約7割を占める
  • 人口に対する加入率は40・50歳代で約7.2%、20歳代は1.4%
  • 加入者は2026年7月末に403.7万人。2026年12月から掛金の上限と加入できる年齢が広がる
  • 60歳まで引き出せないため、年代ごとにNISAとの役割分担を決める

NISAの平均投資額は新NISAの平均投資額はいくら?で紹介しています。

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