
「インスタで90分の動画を投稿できるようになる」「Featuresという新しい動画形式が登場した」と聞いて、自分のアカウントでも使えるのか気になっていませんか。
Featuresは、Instagramがテストしている長尺動画の形式です。最大90分の動画に対応すると報じられていますが、日本の全利用者が90分投稿を使えるようになったという発表ではありません。
Instagram責任者のAdam Mosseri氏も、長い動画をFeaturesと呼び、テストしながら意見を聞いていると説明しています。使い方を探す前に、Features・リール・Seriesの役割と、自分が利用できる範囲を分けて確認しましょう。
InstagramのFeaturesとは|最大90分の長尺動画をテスト

Mosseri氏の公式投稿では、長い動画への取り組みをFeaturesと呼び、リール、Series、ライブ、TVとの関係を紹介しています。正式な全面展開ではなく、初期段階のテストという位置づけです。
具体的な長さと対象地域については、Social Media Todayの10月26日付報道が、最大90分、ブラジルでの先行テストと米国の一部クリエイターへの拡大を伝えています。日本の開始日や全員への提供時期は、これらの案内からは確認できません。
| 項目 | わかっていること |
|---|---|
| 名前 | Features(長尺動画の形式) |
| 動画の長さ | 最大90分と報道されている |
| 想定される内容 | 対談、ポッドキャスト、Vlogなどの長い内容 |
| 提供状況 | テスト中。ブラジルの先行テスト、米国の一部への拡大が報道された |
| 日本での開始日 | 確認できる案内はない |
| 投稿方法 | 日本の全利用者に共通する正式手順は確認できない |
| 料金・広告収益 | 日本向けの利用料金や収益分配条件を示す案内は確認できない |
「最大90分」という数字は対応上限についての報道です。90分の長さで作ることが推奨されたり、90分なら多くの人に届いたりするという意味ではありません。
リール・Seriesとの違い|4つの動画形式を比較

今回の報道では複数の仕組みが同時に紹介されています。すべてを「リールが90分になる」とまとめると、何が変わるのかを取り違えてしまいます。
| 名前 | 主な役割 | 混同しやすい点 |
|---|---|---|
| Features | 長い内容を1本の動画で届ける形式 | 通常のリールが全員一律90分になる話とは異なる |
| リール | 短い動画の投稿・視聴の入口 | Features本編そのものと同じとは限らない |
| Clips as Reels | 短いクリップから長い動画へ案内する取り組み | 動画を分割しただけで同じ導線が使えるわけではない |
| Series | 関連するリールをテーマや連載としてまとめる取り組み | 過去の連結機能の自動移行を意味しない |
Clips as Reelsについて、同報道は最大8本のリールクリップから長い動画へつなげられると説明しています。Seriesも開発・展開に向けた取り組みとして紹介されています。どちらも、日本で誰でも利用できることや、過去のリールが自動で変換されることまで確定した案内ではありません。
リール連結の終了報道と矛盾する?
「連結がなくなる」というニュースと「Seriesを開発している」というニュースは、名称や見え方の似た仕組みを扱います。ただし、同じ機能が同じ状態のまま継続するとは限りません。
以前のボタンの終了報道から、新しいSeriesの開始日を推測することはできません。過去の連載を運用している人は、動画の順番と案内文を整理し、新機能の対応を待つ間も続きを探せるようにしておきましょう。
Featuresは日本で使える?表示されないときの確認方法

日本での一般提供を確認できない段階では、アプリに項目がないことだけで不具合とは判断できません。一部のクリエイターを対象にした試験なら、同じアプリを使っていても表示が違う場合があります。
有料プランに入れば使える、プロアカウントへ切り替えれば必ず表示される、地域の設定を変えれば利用できる、という条件は確認できていません。そのためだけに契約や設定変更を重ねる必要はありません。
使いたい目的から確認先を選ぶ
| いま知りたいこと | 先に確認する内容 |
|---|---|
| 自分も90分動画を投稿したい | Featuresの提供地域と、自分のアカウントへの案内 |
| 連載リールの続きを見せたい | 従来のリール連結と新しいSeriesの違い |
| 写真や短い動画をまとめたい | すでに使える編集・投稿機能の対応状況 |
| 広告収入を得たい | Featuresのテストと、既存の収益化条件を分ける |
「長い動画を届けたい」のか「短い動画の続きを見てもらいたい」のかで、必要な機能は変わります。ここを分けておくと、未提供の機能を探し続けず、今できる準備に移れます。
使えるか確認するときの順番
これはFeaturesの投稿操作ではなく、提供状況を確認するための手順です。
- 正規のアプリストアでInstagramの更新があるか確認します。
- アプリ内の新機能の案内や投稿画面を読み、自分のアカウントに対象の説明があるか見ます。
- 公式アカウントの告知で、地域・対象者・テスト中かどうかを確認します。
- 表示がない場合は、通常の投稿手段で運用を続け、対応する案内が出るのを待ちます。
投稿画面を確認するだけのつもりで、未編集の動画を誤って送信しないよう注意してください。本文、カバー、公開範囲まで整えた状態で投稿する習慣が役立ちます。
再インストールより先に、何が未対応かを確認
新機能がない理由を確認せずにアプリを削除すると、手元の編集状態など別の問題が生じる可能性があります。Featuresの未提供をアプリの故障と決めつけず、まず対象地域とアカウントへの案内を確かめましょう。
長い動画の投稿ができることと、それがFeaturesとして扱われることも同じとは限りません。「アップロードできた」という体験談だけで形式を判断せず、投稿画面や公式の説明と照らし合わせてください。
Featuresの料金と収益化|有料契約が必要なのか

公開された説明から、日本でのFeaturesの料金や、誰でも参加できる広告収益分配の条件は確認できません。通常のInstagramの利用条件と、テスト中の新形式の条件を混同しないようにしましょう。
Colin and SamirによるMosseri氏へのインタビューでも、長尺動画と収益化が話題になっています。ただし、収益について話し合われたこと自体が、日本向けに収益化プログラムが始まった証拠にはなりません。
再生数だけで制作費が回収できるとは限らない
長い動画は、構成、撮影、編集、内容の確認に時間がかかります。「90分まで投稿できるなら、長くしたほうが稼げる」と判断すると、利用できる条件も収益源も定まらないまま費用だけが増える場合があります。
先に、視聴者に何を理解してもらうのか、動画を見た後に何をしてほしいのかを決めましょう。商品紹介や案件がある場合も、広告であることの表示や権利の確認は別に必要です。
Instagram全体の収益化の仕組みは、Instagramの収益化条件を整理した記事で確認できます。既存の収益化方法を、そのままFeaturesの新しい条件と読み替えないことが大切です。
長尺動画を作る前に|構成・紹介動画・素材の準備

長さより「ひとつの疑問が解ける構成」を先に作る
たとえば、料理の動画なら、完成までを長く映すだけでなく、失敗しやすい工程と理由を順に説明すると、長い内容にも意味が生まれます。対談なら、最初にテーマと得られる答えを示し、話題の区切りを作ると追いやすくなります。
これは新機能の公式推奨ルールではなく、制作上の考え方です。対応する上限まで引き延ばすより、視聴者が必要とする説明の量に合わせましょう。
本編と短い紹介を分けて設計する
長い動画の素材を作るなら、本編の内容がわかる短い紹介も考えておくと整理しやすくなります。本編で答える疑問、紹介で伝える見どころ、視聴後に読む補足記事を分けてメモしてみてください。
ただし、紹介動画を投稿するだけでClips as Reelsの機能が使えるわけではありません。利用できる導線がない間は、実際に使えるプロフィールや投稿の案内に合わせて設計する必要があります。
素材と権利を整えておく
複数の投稿先で使う予定なら、編集前の素材と完成動画を分け、どの音源や画像を使用したかも記録しましょう。あるアプリで利用できる音源が、別の投稿先でも同じ条件で使えるとは限りません。
字幕では、小さいスマートフォンと横長の表示の両方を想像し、文字を詰め込みすぎないようにします。画面上で見せたい内容に、説明文字や人物の顔が重なっていないかも確認してください。
今使える編集機能との使い分け|Edits・下書き生成・Filmora

写真を順番に見せたいならカルーセル、短い実演ならリール、背景までじっくり説明したいなら長い本編、というように、伝える内容から形式を選びます。長尺のテストを知ったからといって、すべてを長い動画へ変える必要はありません。
パソコンで字幕やカットを整えたい場合
撮影済みの素材をパソコンで編集したい人には、Filmoraも検討先の一つです。編集ソフトの選択とFeaturesの利用資格は別で、Filmoraを導入しても未提供の機能が解放されるわけではありません。
購入前には、対応OS、必要な編集機能、書き出し条件、契約期間と料金を公式ページで確かめてください。まずは手持ちの編集環境で足りるかを確認し、必要な場合に比較しましょう。
編集の流れから知りたい方は、Filmoraの使い方を紹介した記事も参考にしてください。
長尺動画が向いているテーマ・短くしたいテーマ
| 伝えたい内容 | 構成を考えるヒント |
|---|---|
| 専門家との対談 | 結論だけでなく背景や判断の理由を聞く |
| 実演・作業記録 | 手順の区切りと、つまずきやすい点を示す |
| Vlog | 出来事を並べるだけでなく、1本のテーマを持たせる |
| ひとつの設定方法 | 短い動画や画像のほうが探しやすい場合もある |
長い動画に向くかどうかは、説明に必要な時間で考えます。機能の新しさだけで形式を決めず、視聴者が今ほしい答えに合わせることが、続きを見てもらう構成につながります。
InstagramのFeaturesによくある質問

日本で90分動画を投稿できますか?
Featuresが日本の全利用者に提供されたという案内は確認できません。海外のテスト報道を、そのまま日本の対応状況と考えないでください。
リールの上限が全員90分になったのですか?
今回のニュースはFeaturesという長尺動画形式のテストです。通常のリールの投稿上限が全員一律に変わったという説明ではありません。
Featuresを使うには有料プランが必要ですか?
日本向けの利用料金や、有料契約が必要という条件は確認できません。機能を使う目的だけで契約せず、自分のアプリに表示される正式な説明を確認してください。
過去のリールは自動でSeriesになりますか?
既存のリールや連結が自動で移行するという条件は確認できません。過去の投稿を消したり作り直したりする前に、提供される機能と案内を確認しましょう。
YouTubeの動画を同じまま投稿してもよいですか?
自分の動画でも、音源、画像、出演者との取り決めなど投稿先ごとの条件を確認する必要があります。Featuresの機能だけで権利上の許可が得られるわけではありません。
まとめ|日本の提供状況を確認し、今できる準備から始めよう

FeaturesはInstagramが試験中の長尺動画形式で、最大90分に対応すると報じられています。日本の開始日、共通の投稿手順、収益分配条件まで発表されたわけではありません。
今できるのは、提供状況を確認しながら、長い内容にする意味と短い紹介の役割を整理することです。連載を運用している人はリール連結の記事へ、短い素材編集から始めたい人は下書き生成の記事へ進むと、今使える機能を選びやすくなります。





