note(ノート)は、文章を書いて公開し、有料で販売することもできるサービスです。この記事では、始め方、有料記事の作り方、引かれる手数料、売上の受け取り方を、noteのヘルプセンターで確認して整理しました。以前の記事には「初月から稼げる」といった表現がありましたが、結果は約束できないため改めています。2026年10月1日時点で押さえたいのは次の点です。
- 記事の公開は無料。有料記事が売れたときに、手数料が引かれる
- 手数料は、事務手数料(決済方法により5%〜15%)とプラットフォーム利用料(10%。定期購読マガジンは20%)
- 1,000円の記事がクレジットカードで1件売れると、手数料の合計は145円
- 売上の振込は、未振込の売上が合計1,000円以上から申請できる。振込1回につき270円の振込手数料がかかる
- 売上には、確定した日から180日の預かり期限がある
noteとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| できること | 文章、画像を使った記事の公開。有料記事、有料マガジン、定期購読マガジン、メンバーシップ、チップ |
| 費用 | 記事の公開は無料 |
| 収益 | 売上から、事務手数料とプラットフォーム利用料が引かれる |
| ブログとの違い | サーバーやデザインの準備がいらない。そのかわり、自由にできる範囲はブログより小さい |
ブログとの違いはブログよりnoteを選ぶ理由で解説しています。
noteの始め方
- アカウントを作る noteの公式サイトで会員登録をする
- プロフィールを書く 何について書く人かを、名前と自己紹介で伝える
- テーマを決める 自分の経験から書けること
- 無料の記事を書く まずは数本、無料で公開する
- 読まれた記事を見直す ダッシュボードで、どの記事が読まれたかを確認する
読まれる記事の書き方
- タイトルで内容を伝える だれに向けた、何の記事かを書く
- 最初に結論を書く
- 自分の経験を書く 数字や手順は、実際にやったことにもとづいて書く
- 見出しで区切る スマホでも読みやすくする
- 1つの記事に1つのテーマ
有料記事の作り方
設定の手順(ブラウザ)
- 右上の「投稿」を選ぶ
- 記事を書いて、「公開に進む」を選ぶ
- 記事を「有料」に切り替える
- 「有料エリア設定」で、どこから有料にするかの線(有料ライン)の位置を決める
- 「投稿する」を選ぶ
ヘルプセンターによると、有料ラインは、段落と段落の間に設定できます。設定できたかどうかは、ログアウトした状態か、ブラウザのシークレットモードで自分の記事を開いて確認します。
無料部分に書くこと
- だれに向けた記事か
- 読むと何がわかるか
- なぜ自分が書けるのか(事実だけ)
- 有料部分の目次
返金の設定
アプリの販売設定には、購入者からの返金申請を受け付けるかどうかの項目があります。返金のルールは、noteのヘルプセンターで確認してください。
引かれる手数料
| 手数料 | 内容 |
|---|---|
| 事務手数料 | 購入者の決済方法で決まる。クレジットカード5%、携帯キャリア決済15%、PayPay 7%、Amazon Pay 7%、PayPal 6.5%、noteポイント10% |
| プラットフォーム利用料 | 売上から事務手数料を引いた金額の10%(定期購読マガジンは20%) |
| 振込手数料 | 売上金の振込1回につき270円 |
計算の例(noteのヘルプセンターの例)
1,000円の有料記事が、クレジットカードで1件売れた場合
- 事務手数料 1,000円 × 5% = 50円
- プラットフォーム利用料 (1,000円 − 50円)× 10% = 95円
- 手数料の合計 145円
- 振込手数料270円を引いた振込額 585円
売上の受け取り方
- 振込は、前月末までの未振込の売上が合計1,000円以上になると申請できる
- 毎月2日〜20日に申請すると、その月の末に振り込まれる。21日〜翌月1日の申請は、翌月末の振込になる
- 売上は、自動では振り込まれない。自分で申請する(自動の振込申請を有効にする方法もある)
- 売上には、確定した日から180日の預かり期限がある
- 退会すると振込の申請ができなくなる。退会の前に申請する
SNSと組み合わせる
noteは、書いただけでは読まれにくいので、SNSで内容を知らせます。
- 記事の要点を、SNSの投稿にする
- プロフィールのリンクにnoteを置く
- 有料の記事を紹介するときは、有料であることと、何が書いてあるかを正直に書く
Threadsからの案内はThreadsからnoteへ案内して有料記事を販売する方法、Instagramとの連携はnoteとインスタの連携で収益化する方法、売り方の考え方はSNSで有料noteを自然に売る方法で解説しています。
気をつけたいルール
- 誇大な表現を使わない 「だれでも稼げる」「必ず売れる」とは書かない
- 実績をつくらない 事実と違う実績は、景品表示法の問題になるおそれがある
- ほかの人の文章や画像を無断で使わない
- 広告であることを書く ほかの人の商品を紹介して報酬を受け取るときは、広告であることを明記する
- 売上は所得になる 国税庁によると、給与を1か所から受けている人は、給与以外の所得の合計が年20万円を超えると確定申告が必要になる
よくある質問
noteは無料で始められますか
始められます。記事の公開は無料で、有料記事が売れたときに手数料が引かれます。
有料記事はいくらで売ればよいですか
決まりはありません。同じ分野の記事の価格と、自分の記事の内容を見て決めます。手数料を引いた額がいくらになるかも計算しておきます。
売上はいつ振り込まれますか
毎月2日〜20日に申請すると、その月の末に振り込まれます。未振込の売上が合計1,000円以上になると申請できます。
AIで書いた記事を売ってもよいですか
AIを下書きに使うことはできます。内容が正しいかどうかは自分で確かめ、自分の経験や考えを入れて仕上げてください。
どのくらいで売れるようになりますか
人によって違い、売れることは約束できません。まずは無料の記事で、読まれるテーマを見つけてください。
匿名でも販売できますか
ペンネームで公開できます。売上を受け取るには、振込先の口座の登録が必要です。
まとめ
- noteは無料で始められる。売れたときに手数料が引かれる
- 手数料は、事務手数料(5%〜15%)とプラットフォーム利用料(10%)。振込のときに270円
- 売上は1,000円以上から申請できる。預かり期限は180日
- 誇大な表現を使わず、自分の経験にもとづいて書く
AIを使った記事づくりはnote販売は本当に稼げるのか?も参考にしてください。
出典はnoteヘルプセンター コンテンツを販売する際に引かれる手数料、noteヘルプセンター 売上金について、noteヘルプセンター 有料記事を書く(有料ラインの設定)、消費者庁 ステルスマーケティング、国税庁 No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人です。



